2024年6月14日(金)定期的に交流を持っているガザ地区出身の仲間とのオンライン交流会を実施しました。彼らは2023年10月6日に本校を訪れて以来、出身地であるパレスチナのガザ自治区に帰れていません。連日報道されている通りイスラエルとハマス間の戦争の停戦は叶わず、現在も隣国ヨルダンで避難生活を送っています。彼らが一時でも笑顔になれる時間を作りたいという願いもこの交流の背景にはあります。
今回は直前の呼びかけにも関わらず、広島県から如水館高校と英数学館高校が、山口県から誠英高校とザビエル高校のインターアクト部のみなさんも参加してくれて、いつも以上に盛り上がることができました。
前半はLamaさんとJenanさんとSuzan先生がアラブ料理について教えてくれました。「Falafel」「Mosakhan」「Maglobe」「Manakeesh」「Mujadara」「Molokhya」という料理を紹介してくれました。多くの料理にオリーブオイル、玉ねぎ、鶏肉が使われており、材料自体は日本でも準備できそうなものが多かったので、近々インターアクトでアラブ料理の調理実習をしてみたいと思います。『Sharing=みんなで分け合うこと』についても教えていただき、「Sharing makes enjoying」という考え方が印象的でした。また美味しい料理を作るためのアドバイスとして「一番大切なスパイス、材料はwith LOVE」という言葉ももらいました。
他校生徒さんからもアラブ料理について積極的に質問がなされて、多くの学びが得られ、有意義な時間を持つことができました。
後半は武田の生徒が日本の高校生が普段食べているお菓子について説明しました。
ガザの仲間も興味津々に聞いてくれて、武田生にとっても良い経験となりました。
我々インターアクト部は今後も国内外の仲間とのつながりを深めていきます。