10月12日（金）に大韓民国大邱広域市にある公立雲巌高等学校から4人の教員と14名の生徒が武田中学校高等学校を訪問してくれました。これまで,東アジアからは中国，香港，マカオからの国際交流団の受け入れをした経験はありますが，韓国から高校生をお迎えするのは初めてでした。

 

　ご一行は到着後、校内見学の時間を経て，2限目には全校生徒との交流として，歓迎セレモニーを体育館で行いました。竹村校長からの挨拶に続き，雲巌高校の教頭先生からの受け入れに対する感謝の言葉をいただきました。雲巌高校の生徒さんからは，流暢な日本語で学校紹介をしていただき，K-Popに合わせたダンスとテコンドーの演武も披露してもらいました。お返しに，武田ダンス部員はヒップホップダンスを披露して全校交流会が終わりました。

  

 

  

 

 

 

 

 

　３限目は雲巌高校の生徒をホストする武田生たちとの「くるくる回転寿司自己紹介」をおこない，週末を一緒に過ごすメンバーが交流を深めました。ホスト生徒それぞれにお土産までいただき，みんな大喜びでした。

 

　

　４限目は剣道部員の協力による剣道体験の時間でした。まずは，剣道部員による模範試合を披露し，雲巌高校の生徒さんたちは素振りや摺り足，ボールを使った竹刀の振り下ろし練習や面打ちを体験してもらいました。防具を着けているとは言え，竹刀で人を打つのにはやはり抵抗があったようです。

 

　お昼休みは食堂でホスト生徒と一緒に昼食を取ってもらいましたが，雲巌高校の生徒さんの周りは，韓国文化に興味を持つ生徒たちで一杯でした。

　5限目はGS2年の生徒との交流で，武田の紹介ビデを見ていただき，事前に両校でアンケート調査しておいたデータを元にクイズ形式での日本と韓国の高校生の意識について相違点を共有できました。

 

　最後に，茶華道部員によるお手前の披露と茶道の作法講習と実際にお茶を立てる経験をしてもらいました。折り紙を折って，栗を作って色紙に貼ってもらいお土産にしてもらうこともできました。放課後はホスト生徒と一緒に掃除をして，放課後のクラブ体験で国際交流が終了しました。

 

翌日土曜日は，ホスト生徒とイオンモール広島府中に集合して，一緒にショッピングとランチを楽しんでもらい，お昼にお別れとなりました。

 

今回の国際交流を機に，両校の絆が生まれました。これから両校間の交流を更に発展させることに取り組んでいきます。