8月6日(木),新型コロナの影響で例年よりかなり遅れての夏休み入りとなりました。
まず,薬物乱用防止指導員 東広島市地区協議会会長 竹乗 秀晴氏を講師にお招きして,薬物乱用防止教室が行われました。竹乗先生は「リモートでの講演は初めてで,生徒の顔が見られなかったので反応は判らなかったが,今後もこのような形での講演会も増えて来ると思うので良い経験をしました」と言われていました。
生徒は
「改めて薬物の恐ろしさを知った」
「断る勇気を持ち、絶対に薬物はしないようにしたい」
「身近なところにも薬物の危険があることがわかり,気を引き締めたいと思った」
などの感想が多かったようです。リモートでの講演会では講師の先生の顔を見られないし、生徒の顔も講師の先生から見られないので聞いている方は退屈では・・・と思いましたが,漫画や動画での解説,実際に薬物を使用していた元野球選手の話などがあり,真剣に話を聞いていました。竹乗先生,ありがとうございました。
続いて,春に延期になっていた避難訓練を行いました。炎天下での訓練となりましたが,各学年で「しゃべらない」「押さない」「走らない」を守り,更に今年は「密にならない」ことを気を付けて迅速に避難できていました。
教室に戻り,新旧生徒会交代式がZoomを使用して行われました。旧生徒会長藤田さんはこれまでの活動をサポートしてくれた人々への感謝を語りました。旧執行部へは花束が贈られました。新生徒会長伯方さんは先輩の熱い思いを引き継いでいく意思表明を行いました。
引き続き,1学期終業式が放送で行われました。8月6日原爆の日を迎えて全校生徒で黙祷を行いました。
生徒指導部からの夏休みの生活の注意の後,竹村校長先生は,まず,この度創部初の県ベスト4に入った野球部や,圧倒的な好成績を残したヨット部など,代替大会で活躍したクラブの生徒達の健闘を称えられ,次に生徒にぜひ読んでもらいたい2冊の本を紹介されました。そして,短い夏休みを充実したものにしたもらいたいこと,新型コロナの感染拡大予防に努め,自分の命はもちろん家族や他人の命も大事にする行為を心がけることについて話されました。
先述の通り,これから例年になく短い夏休みが始まります。17日からの新学期には元気な笑顔で再会できることを期待しています。