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【国際交流】高3サウザー ソフィアさんメキシコ・グアナファト州での国際交流 ~現地での活動を紹介します!~

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令和8年度「広島県グアナファト州青少年交流派遣事業」に広島県の代表生徒として選抜され、夏休みにメキシコ・グアナファト州を訪問した、本校3年生のサウザー・ソフィアさん。

先日、広島県知事への帰国報告会の様子を紹介しましたが、今回はソフィアさん本人から届いた現地での活動報告をもとに、約1週間にわたるメキシコでの貴重な体験を写真とともに紹介します。

現地の高校生やホストファミリーとの心温まる交流、歴史や文化に触れるさまざまな体験など、日本にいるだけでは得られない多くの学びがあったようです。

州政府の皆さんとの朝食会

グアナファト州教育長をはじめとする州政府の皆さんや、在レオン日本国総領事との朝食会に参加しました。

州政府の皆さんはとても親切で、会話を通して、メキシコという国への誇りや郷土を愛する温かな気持ちが伝わってきたそうです。

最後には交流の記念として、グアナファトのデザインが施されたバッグをいただきました。国や立場を越えて温かく迎えていただいたことが印象に残る、貴重な機会となりました。

ホームステイ ~言葉の壁を越えて家族のような絆を~

現地では、ホストファミリーの家庭に一晩滞在するホームステイも体験しました。

日本から持参した煎餅やかりんとうをプレゼントすると、とても喜んでもらえたそうです。また、メキシコの伝統的な食べ物であるトルティーヤを一緒に作ったり、ホストファミリーの友人や近所の方々と交流したりと、現地の暮らしを身近に感じることができました。

ホストファミリーのお父さんやお母さんとの会話は主にスペイン語。言葉が通じず戸惑う場面もありましたが、授業で習った単語を思い出しながら積極的に話しかけ、ジェスチャーも交えてコミュニケーションを図りました。

言葉が十分に通じなくても、相手を理解しようとする気持ちがあれば心は通じ合う。そのことを実感できたようです。

そして、別れのときには、みんなで涙を流してしまうほど深い絆が生まれていました。

「短い期間でも、こんなに深くつながることができることに驚きました。本当の家族の一員になったような温かさを感じました」

ソフィアさんにとって、忘れられない思い出となりました。

エストゥディアンティーナ ~音楽でつながるグアナファトの夜~

グアナファトの伝統的な音楽文化「エストゥディアンティーナ」も体験しました。

エストゥディアンティーナとは、伝統的な衣装を身にまとった音楽隊が、ギターやマンドリンなどの弦楽器を演奏しながら街を練り歩く文化です。かつて学生たちが生活費を稼いだり、娯楽として楽しんだりしていたことに由来するといわれています。

夜のフアレス劇場付近から始まった音楽隊のパフォーマンスには、観光客や地元の人々も参加し、街全体が陽気な雰囲気に包まれました。

広島から訪れたことを伝えると、楽団の皆さんが温かく歓迎してくださり、ソフィアさんたちも一緒に歌ったり踊ったりして楽しみました。

音楽やダンスを通じて、言葉や国籍の違いを越えて一体となれる、メキシコならではの素晴らしい体験となりました。

レオン市内散策 ~科学・スポーツ・食文化を体験~

レオン市内では、科学やスポーツ、歴史、食文化など、多彩な魅力に触れることができました。

「エクスプローラ科学センター」を見学したほか、地元の人気サッカーチーム「クラブ・レオン」のスタジアムでは、実際に選手が行うトレーニングにも挑戦しました。

その後は、開放感のある2階建てバスに乗って市内を巡り、歴史ある街並みや美しい教会を見学しました。

途中で味わったのは、サボテンの実「トゥナ」を使ったアイスクリーム。日本ではなかなか味わえない、メキシコならではの爽やかな味も楽しみました。

さまざまな体験を通して、レオン市の活気や人々の温かな暮らしを感じることができました。

現地の高校訪問 ~国は違っても同じ高校生~

今回の派遣で特に大切な思い出となったのが、現地の高校生との交流です。

訪問した「CECyT 17」では、現地の高校生たちが校内を案内してくれました。

音楽やお互いの文化、学校生活などについて語り合う中で、日本とメキシコの違いを発見する一方、好きなことや友達との関係など、同じ高校生として共通する部分も数多く見つけることができました。

国や言語、文化が違っていても、同じ世代だからこそ分かり合えることがある。実際に顔を合わせ、言葉を交わすことで、そのことを実感できた交流となりました。

イダルゴ市場 ~色鮮やかなメキシコの文化に触れて~

グアナファトの「イダルゴ市場」では、メキシコらしい工芸品や食べ物などを楽しみました。

市場には、色鮮やかな民芸品や雑貨が所狭しと並び、活気にあふれていました。

家族や友人へのお土産を選びながら、店員さんとも笑顔でコミュニケーションを取り、買い物を楽しみました。

観光地を訪れるだけでなく、市場での何気ないやり取りを通して、現地の人々の温かさや日常の暮らしに触れることができた、有意義な時間となりました。

グアナファト市内散策 ~歴史と文化が息づく街~

グアナファト市内では、街を歩きながら、その歴史や芸術、独特の文化に触れました。

メキシコを代表する画家ディエゴ・リベラの生家博物館では、数々の作品や美しい建物の内装を鑑賞しました。

街中には、日本では見られない色鮮やかな装飾や美しい教会、入り組んだ路地が広がり、歩いているだけでも新しい発見の連続だったそうです。

食文化の違いも印象的でした。メキシコでは辛いソースを料理にかける習慣があり、ソフィアさんもレストランでハラペーニョに挑戦。あまりの辛さに口や喉が痛くなるほどだったそうですが、それも楽しい思い出の一つとなりました。

また、ミイラ博物館も訪問しました。展示を通して、かつての人々の暮らしや埋葬の歴史にも触れ、現在の明るく活気ある街並みとは異なる、グアナファトの歴史の一面を知ることができました。

音楽と笑顔にあふれる現在の街の姿と、そこに積み重ねられてきた歴史。その両方に触れることで、グアナファトという街への理解がより深まったようです。

今回の派遣を通して ~新たな学びと成長~

約1週間にわたるグアナファト州での滞在は、ソフィアさんにとって、かけがえのない経験となりました。

現地の歴史や文化、人々の暮らしを実際に体験し、交流する中で、日本にいるだけでは得られない多くの学びがあったそうです。

異なる文化や言葉に戸惑う場面もありましたが、その一つひとつが、自分自身の「当たり前」を見つめ直し、物事を新たな視点から考えるきっかけとなりました。

ソフィアさんは今回の経験を振り返り、次のように語っています。

「今回得た経験や気づきを、これからの学校生活や身近なコミュニティで生かし、次の学びや交流につなげていきたいと思います」

国際交流の大きな魅力は、異なる文化を知ることだけでなく、人と人とのつながりを通して自分自身の世界を広げられることにあります。

今回の派遣を通して一回り大きく成長したソフィアさん。メキシコで出会った人々との友情や、現地で得た数々の気づきは、これからの人生において大きな財産となることでしょう。

武田中学校高等学校では、これからも生徒たちが学校の枠を越えてさまざまな国際交流・国際理解プログラムに積極的に挑戦できるよう、その意欲と成長を応援していきます。

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