韓国慶尚北道からの高校生との交流の2日目、ホストの武田生徒と韓国の生徒たちは、バスで下蒲刈島へ向かいました。まず訪れたのは「朝鮮通信使資料館」がある松濤園、そして蘭島閣美術館、白雪楼の3ヶ所です。
松濤園(朝鮮通信使資料館)では、朝鮮と日本の歴史的なつながりを学びました。両国の生徒たちは、歴史の授業で学んだことをお互いに教え合う姿が印象的で、異文化交流が深まりました。
蘭島閣美術館では、さまざまなアート作品が展示されており、参加者たちはその美しさを楽しみながら鑑賞しました。
次に訪れた白雪楼は、元々は漢学を学ぶ場所として使われていたそうです。特に2階からの眺望が素晴らしく、皆が写真を撮ることに夢中になりました。また、白雪楼ではお抹茶をいただく機会もあり、1日目に武田で学んだ茶道の知識が活かされていました。
午後は広島市内の大型ショッピングモールに移動し、食事やショッピングを楽しみながら、自由な時間を過ごしました。生徒たちは、互いに親睦を深めることができました。さらに午後からは、ホスト以外の武田生徒たちも合流し、賑やかな交流が続きました。
解散時には、ホストを務めた保護者の方々が市内に駆けつけてくださり、感動的なお別れのシーンとなりました。
短い時間ではありましたが、濃密で充実した2日間を過ごし、韓国の生徒たちは日本の文化や学校生活について多くを学んでくれました。今回の交流を通じて芽生えた友情が、これからも長く続くことを心から願っています。
今後も武田中学校高等学校では、本校ならではの国際交流を積極的に展開していきます。