12月23日（土）からJMSアステールプラザで開催された第47回広島県アンサンブルコンテストに中学校1団体、高校3団体が出場しました。昨年度は出場4団体中3団体が金賞を獲得し、武田ブラスの成長を見せてくれた大会です。

毎年、選曲から練習計画まで試行錯誤しながらも全て生徒が進めていくアンサンブルコンテストですが、その年その年で編成やメンバーの実力も変わっていくため大きな壁にぶつかる部員も沢山います。特に今年はインフルエンザの流行等でなかなか全員が揃わず、曲のイメージや細部を揃えるのに悪戦苦闘しながらの挑戦だったように思います。

しかし、そのような状況下においても限られた練習時間で工夫を凝らし、より良い武田サウンドを届けよう、昨年度より1点でも上回りたい、という気持ちを持って臨みました。

結果は中学校金管3重奏が銀賞、高校木管8重奏が銅賞、高校打楽器5重奏が銀賞、高校金管6重奏が銀賞と去年の輝かしい成績には届くことは出来ませんでした。

メンバーの中には楽器を始めて1年も経っていない部員、このアンサンブルコンテストで担当楽器が変わった部員、これまでは先輩のリードに任せるばかりだったが引っ張る立場となった部員など、様々な「初めて」を経験した部員もいます。これまでとは違う環境での挑戦はやはり容易ではなく、また生徒自ら作り上げていくため、コミュニケーションの難しさも感じ、様々な「壁」を感じた大会だったように思います。本年度最後の公式大会が少し苦い経験になった部員も多くいるように感じていますが、この結果をいかに次年度の夏のコンクールに繋げるか……が今後の武田ブラスの見どころになるのではとも感じています。

2023年、武田中学校高等学校吹奏楽部を応援してくださった皆さんにお礼申し上げると共に来年度も昇り龍のごとく音楽を楽しむ武田ブラスへの温かい応援をよろしくお願い致します。この悔しい経験をバネにより試行錯誤を凝らしますます成長する武田ブラスにどうぞご期待ください！！