12月21日(木)22日(金) 中高合わせて希望者10名で、京都フィールドトリップに行きました。朝7時の新幹線で広島を発ち、8時台には京都に着きました。市バスに乗って、足利義政が造営した銀閣、京都五山の別格南禅寺を散策し、お昼はみんなでお出汁がきいた蕎麦を堪能しました。午後からは空也像や平清盛像がある六波羅蜜寺、大坂冬の陣のきっかけとなった鐘のある方広寺、鎌倉時代の和様建築で有名な三十三間堂、先日今年の漢字「税」が発表された清水寺に行き、1日を終えました。
2日目は、普段見ることのできない西本願寺飛雲閣、書院を広島出身の方の説明で、飛雲閣にはもともと渡るための橋がなかった話や、書院の天井に猫の絵が描かれネズミ対策がしてある話など日頃の授業では聞くことができない話がありました。その後、京都五山の天龍寺、国宝第1号のある広隆寺、新幹線からよく見える東寺に行きました。
2日間を通して、生徒は日本の国宝の伝統芸術のすばらしさに圧倒されました。途中で、本校の日本史選択の卒業生に会うサプライズもありました。また過去のフィールドトリップの参加者が宿を訪れ、「現在は薬学部に行っているが、寺社仏閣を見て楽しんでいる」という話をしてくれました。フィールドトリップが、卒業後も豊かな教養を身につけるきっかけになったことをうれしく思いました。
来年度は奈良フィールドトリップを計画していますので、興味がある生徒は是非参加してほしいと思います。