10月17日(火)~18日(水)に台湾国立政治大学附属実験学校の小学6年生16名と引率教員3名をお迎えしての国際交流イベントが行われました。
一行は、17日午前に西条町で酒蔵通り、広島大学天文台、福成寺を見学し、お昼から武田で生徒たちとの交流会に参加しました。歓迎式では中学1年生たちが見守る名が、福田校長から歓迎の挨拶、引率の代表教員からの挨拶の後、両校の紹介動画を鑑賞し、小学生の皆さんからは台湾の歌、竹を使った古典的な語り聞かせを披露してくれました。6時間目は中学1年生の数学での横断型授業に参加してもらい、武田のICT教育を体験しました。7時間目は武道場で武道体験です。剣道部員、柔道部員の優しいサポートもあり、竹刀を持って素振りや新聞紙切りをしたり柔道の投げ技や抑え込みも体験して、楽しいひと時を過ごしてもらいました。
翌日は、2時間目から中学1年生と英語でのスピードデーティングという回転お見合い形式での相互自己紹介を行い、友情をはぐくみました。彼らは小学校1年生から英会話を学んでいるそうで、武田の中学1年生たちより流暢な英語を話しており、武田生は英会話の大切さを実感したようです。3時間目は中国語を高校1~2年次に履修したGSコースの3年生たちとの中国語によるスピードデーティングでした。武田生たちは習った中国語を思い出しながら、小さなお客様たちと笑顔で自己紹介をすることができました。最後に、台湾で普段使われる若者言葉を教えてもらい、次は台湾で中国語会話を実践したいという生徒もいました。4時間目は中学3年生の2人が昨年取り組んだSDGsプレゼンテーションで海洋汚染問題を取り上げた2グループを代表して、河村さんと藤井さんが我々が直面している海洋汚染問題の説明を行い、最後に台湾での海洋問題についても情報収集ができました。
2日ともお昼は食堂で日本スタイルのお弁当に挑戦してもらいました。武田の生徒たちも、英語や中国語を使って親しげに話しかけたり、ちょっとしたお土産交換もできました。海外からの小学生をお迎えしての交流は武田の国際交流の歴史でも初めてのことでしたが、参加した台湾の小学生たちにとっても今回の国際交流が貴重な体験になったことと思います。最後になりましたが、今回の国際交流にご尽力いただき、交流会では通訳まで担っていただいた、鄭立民様には心から感謝申し上げます。
台湾の小学生たちの感想(Google 翻訳による)
「今日は武田学園に行ってきました。日本人はとても優しいです。共通の話題を見つければ楽しくおしゃべりできます。日本の柔道はとても怖いと思います。投げられるととても痛いです!」 幸い投げられませんでしたし、剣道も超怖いと思います! うっかり「防具のないところ」にぶつけてしまったら、泣くほど痛いこと間違いなしです。」
「今日は武田塾に行って、彼らのキャンパスライフを知りました。プレゼントをあげたクラスメートはとても熱心でした。彼らと私は通訳を介して台湾と日本の文化について話しましたが、ほとんどいつも食べ物の話でした。」 一番得したのは剣道を習ったことですが、手足がとても柔らかくて、演武するときに甲高い声を出していた女の子がいて、すごく迫力がありました!」
「今日は福成寺に行きましたが、写真でしか見ることのできない古い建物と徐々に赤く染まる森が融合し、まるで絵画のようでとても感動しました。 そして、いよいよハイライトである武田塾の生徒たちとのコミュニケーションに入りました。 自分よりも年上の学生がたくさんいて、最初はとても緊張しましたが、実際はそれほど怖くはなく、とても良い学びの機会でもあることが分かり、この2日間の交流がとても楽しみになりました。
最後に、最高の思い出をいつまでも心に留めておくために、台湾に帰る未来の自分たちにポストカードを送りました。」