２０２２年１２月２４日から行われている第46回広島県アンサンブルコンテストに本校から4団体出場しました。まず２５日日曜日の中学校の部金管六重奏に岩淵あのんさん（龍王小出身）、岩淵かのんさん（龍王小出身）、有福海優さん（呉中央小出身）、満田壽也くん（中黒瀬小出身）、阿波佑真くん（板城小出身）、礒部泰顕くん（寺西小出身）がレスピーギ作曲の『リュートのための古風な舞曲とアリア第一組曲』で出場。

続いて２６日月曜日、高等学校の部の先陣を切ったのは嶋﨑雄斗作曲の『ロストクリスタル』を演奏した打楽器五重奏メンバーの玉置楓さん（板城小出身）、松本優芽さん（板城小出身）、向井彩夏さん（武田中出身）、廣幡遇くん（武田中出身）、市原青空さん（西条中出身）。

同じく２６日午後には高等学校金管六重奏として河添優衣花さん（郷田小出身）、川谷駿介くん（熊野第一小出身）、堀野結愛さん（熊野中出身）、俵瑚乃未さん（黒瀬中出身）、髙本愛渚さん（大崎上島中出身）、松井駿くん（総領中出身）が濱崎大吾作曲の『夏の丘の街』で勝負に挑みました。

 

そして最終日の２７日、本校吹奏楽部の大トリを飾るべく、木管七重奏として應和椎香さん（中黒瀬小出身）、新本音夢さん（郷原中出身）、岡崎真依さん（安芸津中出身）、花之木優華さん（武田中出身）、田華音さん（昭和北中出身）、水口直美さん（大和中出身）がグリエール作曲の『弦楽四重奏曲第2番より 第4楽章「オリエンタル」』を携えて出場しました。

※高等学校メンバーには一部中学生も参加しています。 

例年、武田のアンサンブルは選曲から練習方法まで部員一人ひとりが考え、各グループで協力して行うようにしています。今年も類にもれず、各グループがそれぞれ選曲を行い練習や表現方法を協力しながら工夫し、上位賞ひいては県代表を目指すために頑張ってきました。

結果は中学校金管六重奏、高校打楽器五重奏、高校木管七重奏が見事ゴールド金賞を獲得！！！中学校の部では2019年度以来の金賞受賞となり、高校では長らく見ない金賞受賞となりました（もしかすると高校金賞は武田ブラス史上初かもしれません）。

惜しくも中国大会への推薦は獲得できない、いわゆる「ダメ金」という結果ではありますが11月のさくらぴあでの受賞の勢いそのままに武田ブラスがまた良い波を作ってくれました！

素敵な演奏をしてくれた一方で、もちろん各団体反省点はしっかりと抱えています。アンサンブルコンテストは大編成の演奏と異なり、一人ひとりにかかるプレッシャーは大きいです。また武田のアンサンブルは、顧問はあえて深く介入せず、部員が課題や解決方法を見つけ試行錯誤して作っていくので、部員間で意見が食い違ったり、思いがぶつかり合ったりすることもあります。そんな中でも、「素敵な音楽で１点でも良い評価を」という気持ちをもち、練習に励んできました。

このアンサンブルコンテストを以て、２０２２年度出場予定の大会は終了です。２０２３年も武田ブラスは「すべての物事を音楽に通じさせて」より良い音楽を皆さんに提供できるよう精進して参ります。

応援してくださった皆様、協力してくださった皆様ありがとうございました。引き続き武田ブラスへの温かい応援のほどどうぞよろしくお願いいたします。