2021年6月17日(木)　広島大学LGBTサークルLightさんからオンラインで講演していただきました。

今年度インターアクトクラブは多様性理解活動の一環でLGBT+についての学習を進めてきました。ウェブや書籍といったメディアを通して学ぶ中で，普段は気づいてないことでも当事者にとっては大変なことがあるのではないか？という疑問が生じました。そんな中，この度，幸運なことに広島大学LGBTサークルLightさんと連携することができ，ご講演していただくことが実現しました。思っていた以上に，学校生活の至る場面である人にとってはストレスとなっていることを学びました。今後も学びを深めていき，まずは自分の身の回りから全ての人が安心して生活できる環境作りを心掛けたいと思います。

以下に，参加した生徒の感想の一部を紹介します。
①「今回のオンライン交流では，事前に学習を行った事よりも深い内容，実体験を聞くことができました。特に，性別欄で[男性　女性　その他］とある時，私達はその他の欄がある方が答えやすいのかな，と思っていましたが「その他」の欄がある方が答えづらい，という意見に一番驚きました。ジェンダーレス制服や多目的トイレなどにテレビなどでも取り上げられている話題について，そのような考えをお持ちなのかも伺えました。インターネットで知る知識よりも，交流を通して実際の声が聞けた今回の活動は私たちのこれからの活動により深みを与えてくださるものでした。また機会があれば様々なお話しを聞きたいです。今回は本当にありがとうございました！」

②「ネット上だけでは分からない，トイレやエントリーシート等の性区別や，家族友達からの言葉などの多くの悩み，思いを知ることが出来ました。知識のみで他人事として済ますのではなく，皆が受け止め，受け入れられる，皆が性に関して悩みを抱える事が無くなる社会になればいいなと思いました。今回は本当にありがとうございました。」

③「今回は，今までの実体験や皆さんの考える共生社会についてお話しいただいたり，質問に答えてくださってありがとうございます！」

④「まず知るためには当事者・非当事者という枠はいるかもしれないけど，知識を持ってからはそんな枠はいらない。」とおっしゃられていましたが，今回の交流が私たちが持っていた枠を外すきっかけになったのではないかと思います。個人的には，SOGIという言葉がもっと多くの人に知られて，他人事として考える人が減っていけばいいなと思いました。是非また交流したいです！本当にありがとうございました！」