「コロナ禍の状況で出来ることをできる限り」という方針の下,今年は様々な業界業種の第一線でご活躍されている方々に講話をいただいてきました。今年は日本航空(JAL),UNRWA,東広島21ロータリークラブ等の講師の方々にお話しいただきましたが,この度ご縁あって,マイクロンメモリジャパンの佐々木氏からキャリア全般についてお話しいただく機会を得ました。マイクロンジャパンは武田中学校高等学校の一番近くにある国際的な企業であり,前々からお話を伺いたいと希望しておりました。
講話の前半には,マイクロンメモリジャパンがどのような企業で,どのような製品を作り,その製品が私たちの生活のどの場面とつながっているのかをお話しくださいました。また製品開発だけでなく,企業として取り組まれている社会奉仕活動についても詳しく説明いただきました。
後半では生徒から質問させていただき,
「様々な国の人同士が上手く働くために工夫していることは何ですか。」
「文化や考え方の違いで衝突することはありませんか。」
「多国籍企業で働くために求められる英語力はどのくらいでしょうか。」
「マイクロンメモリジャパンがSDGsに関して取り組んでおられることはありますか。」等,参加生徒全員からの積極的な質問に対し,佐々木氏は一問一問に対して丁寧に詳しくお答えくださいました。この度,世界規模の企業でご活躍されている日本人の生の声を聞かせていただき,生徒たちは自己のキャリア観に対して大きな刺激を得ることができました。