桜も満開の本日,武田中学校高等学校の入学式が行われました。
新型コロナ蔓延への配慮として簡略化して行われた式でしたが,竹村校長は式辞の中で,とかく否定的な意味で捉えられがちな「モラトリアム」という言葉も,自分らしい進路を決めるための準備期間として肯定的に捉えること,「モラトリアム」を上手に悩むための体験と情報の大切さを唱えられました。
引き続いて武田理事長の訓辞では,自身の経験からグローバル化とは語学だけでのことではなく,様々な人と話し合い,勉強し,幅広い知識を身につけることの重要性や,時間の使い方で自分の可能性が広げられること,自分の得意なものを生かして自己研鑽に励んでほしいことを話されました。
その後は各教室に移動してクラス開きが行われました。感染対策のため生徒と教員のみの教室で,担任の話に頷く新入生はマスク姿でしたが,目元からはこれから始まる武田の生活への小さな不安と,大きな期待を見て取ることができました。明日からは2,3年生の先輩たちとの新しい生活が始まります。頑張れ!武田1年生!