4月20日,介護福祉士でNLP マスタープラクティショナーの平田美和子さんと、広島文化学園大学3年生の平田花さんをお招きして,「インクルージョン(障がい者と健常者がともに暮らせる環境)について」という演題で命の学習講演会を行いました。花さんは極低体重児として生まれ,脳性麻痺もありました。そのような状況の中で,今日までどのように生活してきたのか,どんなことを体験し,考えてきたのかお話してくださいました。様々なことができるようになるまで時間はかかったそうですが,できないと思っていることも,できると思いやり続ければできることに気付かれたそうです。しかし,本当に困ったときはできないことを受け入れて,周りの人の力を借りることの大切さも教えてくださいました。最後に,まず挑戦することの大切さと,今このときを大切に日々喜びの中で生活してほしいという強いメッセージをいただきました。また,障がいの有無に関係なく,皆が互いにすぐ手をさしのべられる社会であってほしいという願いもお話くださいました。
講演会後にはクラスで感想を書きました。真剣に書く表情からは,それぞれに心に残ったことがあることがうかがえました。今日の講演会をきっかけに,日々の生活や周りの人との接し方に何か変化が生まれてくれるとよいと思います。