12月21日・22日の2日間,「フィールドトリップ〜京都〜」を実施しました。中学生3名,高校生7名の計10人が参加しました。初日は慈照寺,南禅寺,金地院,六波羅蜜寺,方広寺の鐘,三十三間堂に行きました。南禅寺では琵琶湖からの水道橋も見ました。六波羅蜜寺では空也像,平清盛像を見ました。教科書や資料集にある実物を見て感動しました。方広寺では大坂冬の陣のきっかけとなった「国家安康 君臣豊楽」の銘文を見ました。鐘の大きさにびっくりしました。鎌倉文化を代表する和様建築の三十三間堂の1001体の観音像は圧巻でした。
2日目は西本願寺で、本願寺の前田利宗様に一般客は普通見ることができない書院の中を案内してもらいました。本来白壁の所にすべて絵で埋め尽くされている豪華絢爛な絵画に驚かされました。これらは江戸初期に狩野派の一派によって書かれたようです。その後足利尊氏が後醍醐天皇の冥福を祈るために造った天竜寺,国宝第1号半跏思惟像がある広隆寺,嵯峨天皇が空海に下賜した東寺に行きました。
生徒たちは,修学旅行ではなかなか行かない歴史遺産を見ることができて幸せな2日間だったようです。この度の経験を通して,歴史に関する興味関心をさらに深めていって欲しいと思います。