１２月２０日，公立校より一足先に２学期の終業式が行われました。

まず，２学期に活躍した多くの個人やクラブの表彰式が行われました。「これだけ表彰に長時間かかるということは，それだけ皆さんが頑張ってきたということの現れです」という校長の感想が印象的でした。

続いてドイツより長期留学中のソフィさんが９ヶ月の留学期間を終え，ドイツに帰国するにあたって送別会が行われました。まずはクラスメイトを代表して高２−１の生徒２人がソフィさんへのお別れのメッセージをおくりました。そして，ソフィさんは流暢な日本語で，日本へ留学しての感想や武田での思い出，友達や先生への感謝の気持ちを述べました。最後に記念品の武田のペナントを贈呈しました。また日本に，そして武田に来たいというソフィーさんの気持ちは生徒に十分に伝わったと思います。

その後，生徒指導からの話，校歌指導に続いて２学期の終業式が行われました。竹村校長は，核兵器廃絶キャンペーン（ICAN)のセツコ・サーロウさんの記念講演スピーチの内容に触れ，「来年度のGSコース新設におけるカリキュラムである平和学にも言える事ですが，これからの世の中を生きていく上で積極的に平和を掴み取るという考え方は，武田生として，広島に学ぶ学生として，全員が意識しておいてもらいたい」という思いを述べ，本番を迎える受験生への労いや，冬休みに本読むことの重要性などについてを話されました。

これから三者懇談，冬期勉強会などを経て，３学期は１月９日スタートとなります。是非先生方のお話を胸に留め，有意義な冬休みを過ごしてもらいたいと思います。