2026年9月11日、アメリカ同時多発テロ事件から25年を迎えました。
本校ではこの日の昼休み、サウザー先生に「9.11から25年」と題して、2001年9月11日当時の様子や、その後のアメリカ、そして世界がどのように変化していったのかについてお話しいただきました。
同時多発テロが発生した当時、サウザー先生は大学院生としてワシントンD.C.で学んでおられ、現地で大きな混乱を経験されました。ニュースや教科書を通して知る歴史ではなく、実際にその時、その場所で生活されていた先生の言葉から語られる9.11に、生徒たちは真剣に耳を傾けました。
サウザー先生は、9.11を境にアメリカ社会だけでなく世界全体が大きく変化したこと、そしてご自身も宗教や世界各地で起きている紛争について、より深く考えるようになったことをお話しくださいました。
講話の中で特に印象的だったのは、テロや戦争そのものは決して許されるものではない一方、出来事だけを見て善悪を判断するのではなく、「なぜその出来事が起きたのか」という歴史的・社会的背景にまで目を向け、考えることが大切であるというお話でした。
9.11から25年が経過し、当時を直接知らない世代が社会の中心になりつつあります。しかし、世界では今なお戦争や紛争、政治的な対立が続いています。
過去に起きた出来事を知ることは、単に歴史を学ぶことではありません。その背景を知り、異なる立場にある人々について考え、同じ悲劇を繰り返さないために自分たちに何ができるのかを考えることこそ、平和への第一歩ではないでしょうか。
一日も早く、世界中のすべての人々が安心して幸せに暮らせる平和な社会が実現することを願うとともに、本校でも生徒たちと一緒に、「私たちは平和を実現するために何ができるのか」を考え、行動し続けていきたいと思います。



