2026年3月16日(月) セブ海外研修3日目は、**Sister of Mary School(SOM)**での研修最終日でした。
午前中はESLの授業からスタートしました。この日は、日本語を話すことができないSOMの生徒たちと、英語のみでディスカッションを行う機会となりました。彼女たちは将来コールセンターなどで働くことを目指してトレーニングを受けており、非常に高い英語力を持っています。

ディスカッションでは、武田高校の生徒が普段の生活や学習の中でどのようにICT機器やAIを活用しているのかを紹介しながら、科学技術と私たちの生活の関係について意見を交換しました。また、「もしあなたが日本文化を海外に伝える文化大使だとしたら、どのような日本文化を紹介するか、そしてその理由は何か」「もしあなたがフィリピンの文化大使だったら、どのような文化を世界に伝えたいか」といったテーマについても話し合いました。さらに、ハイコンテクスト文化とローコンテクスト文化という異なるコミュニケーション文化を持つ人々が互いに理解し合うためには、どのようなコミュニケーションが有効なのかというテーマについても意見を交わしました。

日本にいてはなかなか経験できないような深いテーマについて、英語で議論を重ねる貴重な機会となりました。一方で、一緒にTikTokの動画を撮ったり、ダンスを楽しんだりと、フィリピンの生徒たちの明るさとエネルギーを感じる場面も多く見られました。

昼食ではフィリピンのローカルフードをいただき、現地の食文化も体験することができました。

午後は、武田高校の生徒たちが準備してきた日本語授業を実施しました。将来日本で働くことを目標に日本語を学んでいるSOMの生徒たちは、授業中も積極的に発言し、武田の生徒たちも自信を持って楽しく授業を進めることができました。

そして最後の活動は、これまで何度も練習してきた「お好み焼き」作りでした。SOMの生徒たちと一緒に調理を行い、多くの生徒にとっては初めて作り、初めて食べるお好み焼きとなりました。広島から材料を持参し、長い時間をかけて準備してきた活動だっただけに、みんなで作って食べる時間はとても特別なものになりました。
お好み焼きを囲みながら、笑顔と会話が絶えない温かい時間となりました。別れの際には涙を流す生徒もおり、この3日間で深い友情が生まれたことを強く感じました。いつか再びどこかで再会できることを願っています。

今回のSister of Mary Schoolでの3日間の研修は、単なる海外体験にとどまらず、生徒たちにとって多くの学びと気づきをもたらす貴重な時間となりました。言語や文化、生活環境の違いを越えて交流する中で、生徒たちは自分の考えを伝えることの難しさと大切さ、そして互いを理解しようとする姿勢の重要性を実感することができました。
また、困難な環境の中でも前向きに学び続けるSOMの生徒たちの姿から、生徒たちは多くの刺激を受け、自らの学びや将来について改めて考える機会となりました。異なる背景を持つ同世代の仲間と出会い、共に学び、笑い、語り合った経験は、生徒たちの視野を広げ、これからの人生において大きな財産となることでしょう。
この研修を通して築かれた友情と学びを大切にしながら、生徒たちが今後も世界に目を向け、主体的に学び続けてくれることを期待しています。今回の研修の実施にあたり、温かく迎えてくださったSister of Mary Schoolの皆様をはじめ、関係者の方々に心より感謝申し上げます。



