10/31(金)修学旅行5日目になりました。
4日目の時間厳守の甲斐あって、チャンギ空港でもお土産を買う時間は、予定より長く取れました。
現地時間1:30出発のフライトのため、生徒たちはとても眠そうでした。帰りの機内泊は行きと違い、グッスリと寝ていた生徒が多かったように思います。
関西国際空港に到着し、バスで新大阪駅へ向かいました。すでに時間はお昼前ということもあり、少しの自由時間ではコンビニで久しぶりの日本食を手にする生徒たちが沢山見られました。



帰りの新幹線は12:02発。事前情報では乗り換え時間が2分しかない、修学旅行を締めくくるに相応しい、学年の力が試される難関でした。「緊張感持っていこう!」「列の先頭だけ乗れるパターンは流石に笑えない」などの声も飛び交います。
12:00に新幹線は到着しました。新幹線から多くの乗客が出てきました。そして乗客が降り切った時にはすでに12:02。あのベルが鳴り始めました。乗車位置最後尾の生徒は流石に焦りを見せていましたが、JTBの方々や先生方の誘導の甲斐あって、無事に全員が乗車完了。こちらも行きの新幹線とは違い、皆さんグッスリ眠っていました。
予定通り広島駅に到着。シンガポールでは、ほとんどスコールに見舞われなかった幸運の生徒たち、広島駅でも下車直後は雨模様でしたが、集合完了の際には雨もやんでいました。
解団式では、校長先生と生徒代表からの挨拶がありました。以下は生徒代表の挨拶です。
「5日間お疲れ様でした。私たちはこの5日間で違う言語や文化に触れて、さまざまな経験をすることが出来ました。この旅での思い出は初めて生で見たマーライオン、現地の大学生との交流、綺麗な夜景、食べたことない料理への挑戦、セントーサ島での水族館やゴーカート、USSなど沢山あります。日本と似ているところもあれば全く違うところもあって、非日常感を感じることができました。このような経験ができたのは、保護者の方はもちろんですが先生やJTBの方々が計画をして下さったおかげです。ありがとうございます。この修学旅行で経験したことを、これからの総合学習の探究や日々の生活で活かして常に進化し続けて行きたいと思います。またシンガポールで得たエネルギーを糧に授業も模試も頑張りましょう。」


これにて、5日間のシンガポール修学旅行の全行程を終えました。「この機会は、単なる偶然としての機会(Chance)ではなく、自分で掴む機会(Opportunity)として捉えよう」― 出発前の結団式の際に校長先生から頂いた言葉です。今回の修学旅行は自らの手で、能動的に機会を得ようとする生徒たちばかりだったように思います。旅で得た学びや気づきを胸に、また日常というステージで、それぞれの成長を“キタイ”しています。
末筆ながら、この5日間の記録、駄文・長文失礼いたしました。少しでも生徒の皆さんの様子をお伝えしたいと思うと、つい長くなってしまいました。生徒の皆さんも、ぜひこの5日間の記録を振り返り、自分たちの修学旅行がどのようなものであったかを思い出してみてください。
最後になりましたが、今回の修学旅行は同行した教員だけでなく、残って様々な対応をしてくれている先生方、生徒の体調の相談に遠方から応じてくださった養護の眞田先生、少しでも修学旅行をよいものにするため尽力してくださった旅行会社や現地の方々、誰よりも走り回って写真を撮ってくださったカメラマンさん、日々支えてくださっている保護者の皆さまと、多くの方々の支えで無事全行程を終えられたことを、この場をお借りして感謝いたします。本当にありがとうございました!


