高校2年生の狩谷愛波さんが「広島県グアナファト州青少年交流派遣事業」に挑戦し、見事採用されて、8月13日から19日までメキシコ・グアナファト州を訪問しました。

滞在中は、サン・ミゲル・デ・アジェンデ工科大学（UTSMA）や国立職業技術専門教育校（CONALEP）、科学技術高等研究センター（CECyT 17）など複数の教育機関を訪れ、現地の高校生や大学生と共に伝統遊戯、ダンス、料理体験などの活動を通じて交流を深めました。

また、グアナファト市の歴史的建造物「アロンディガ・デ・グラナディータス博物館」や世界遺産都市サン・ミゲル・デ・アジェンデ、アトトニルコ聖堂などを訪問し、現地の歴史や文化について学びました。さらに、ホストファミリーとの週末滞在を通じて、家庭生活や日常文化に触れる貴重な経験を積むことができました。

　プログラム中には在レオン日本国総領事との面会や、レオン市当局との懇談も行われ、日墨の友好関係について理解を深める機会となりました。最終日には、現地の学校で盛大な送別会が開かれ、生徒たちは交流を通じて得た友情と学びを胸に帰国の途につきました。

　愛波さんはこれまでにも様々な国際経験を積んできましたが、今回の経験を通して、国際理解と異文化尊重の姿勢をさらに高めることができました。実際に、愛波さんの挑戦する姿に刺激を受けて、学外のプログラムに挑戦した生徒もたくさんいます。今後もますます在校生に良い影響を与えてくれることを期待します。

武田中学校高等学校は海外に挑戦する生徒を積極的に応援します。