7月14日(月) ヒルズグラマースクールの生徒たちとホストファミリーの本校生徒は、共に広島市内で平和学習を行いました。まずは平和公園、平和記念資料館を見学し、その後、被爆者である小倉桂子さんの証言を聴きました。生徒たちは、原爆による被害の実相と被爆者にもたらされた深い悲しみに触れ、平和の尊さを心の底から感じたようでした。また、市民団体「核政策を知りたい広島若者有権者の会」(カクワカ広島)の瀬戸麻由さんをお招きし、核兵器の惨禍を世界からなくすために広島の若者たちがしていることについて話をうかがいました。さまざまな角度から平和の大切さや戦争を回避する方法について学び、ヒルズグラマースクールの生徒にとっても、本校生徒にとっても、忘れられない平和学習になったことと思います。
翌15日(火) ヒルズの生徒たちは、漫画『はだしのゲン』の翻訳に挑戦し、前日とはまた違ったかたちで原爆について触れました。『はだしのゲン』を通して被爆者の苦しみや悲しみが、しっかりと伝わったのではないかと思います。
そしてこの日の最後は、3年生の1組(Aコース)と5組(GSコース)の生徒たちと、平和に対する考え方や「ノーモア ヒロシマ」を実現するために若者たちができることについて、2時間のディスカッションを行いました。積極的に意見が飛び交い、実りある時間になりました。
国境を越えて若者たちが真剣に平和について学び合う、このような貴重な機会が持て、大変嬉しく思います。