[中学]クラブ活動

Topics

[中学]クラブ活動 [高校]インターアクトクラブ [高校]クラブ活動 国際交流

【クラブ】インターアクト部 パレスチナ ガザ地区出身の先生からアラビア語を教えてもらいました

投稿日:

2025年1月24日(金)、2019年にガザの子どもたちに「平和」をテーマに絵を描いてもらったアートコンテストの際、現地でプログラムをオーガナイズしてくださったIsra・El・Hoby先生と久しぶりにオンラインで再会し、アラビア語を教えていただきました。

イスラ先生はガザ地区のラファ出身で、現在は北アフリカのチュニジアで難民生活を送られています。私たちの「アラビア語を教えていただけませんか?」というお願いに対し、「ぜひともやらせてください!」と快諾してくださり、その溢れる情熱が画面越しに伝わってきました。

今回は、アラビア語を話すゲストに広島を案内するシーンを想定し、実用的な表現を教わりました。「ようこそ、広島へ」「お名前は?」「これは広島で有名な〇〇です」といったフレーズです。イスラ先生の教え方は非常に上手で、楽しい時間があっという間に過ぎていきました。

私たちインターアクト部は2月11日(火)にレバノンの教育関係者が広島を訪問し、平和やヒロシマについて学ぶプログラムに参加する予定です。その際、今日学んだアラビア語を使ってレバノンの先生方とコミュニケーションを取りたいと思います。

アラビア語のレッスン後、イスラ先生からガザ地区の現状についてお話を伺いました。先生は叔父を含む20名のご親族を戦争で亡くされ、ご自宅も焼失されたそうです。今回の戦争状態になる2週間前に生まれた乳児を含む4人の子どもたちに十分な食料を提供できない状況から、チュニジアに避難されたとのことです。数日前に停戦となりましたが、現実は依然として厳しい状況であると教えてくださいました。この話を聞き、私たち武田生は同じ地球で同じ時間を生きていることが想像できず、言葉を失いました。

イスラ先生はチュニジアで英語クラブを主催し、難民の子どもたちに英語を教えておられるとのことです。これからもつながりを深めていきたいと考えています。

2月22日(土)に広島市中区の国際センターで「第8回異文化フォーラム『Let’s talk about Palestine』」というイベントを開催します。このイベントについては別の機会に告知いたします。この際もガザの仲間であるラマ、ファディ、ジェナンとオンラインで交流する計画を立てており、私たちの上達したアラビア語で驚かせたいと思います。

私たちインターアクト部は、東広島の山の中からますます世界とつながっていきます。

-[中学]クラブ活動, [高校]インターアクトクラブ, [高校]クラブ活動, 国際交流