11月17日(金)放課後、初の試みとなる生徒企画・本校生徒対象の放課後化学実験教室を開催しました。今年度より武田祭の模擬店が復活となり、その際に出たサラダ油の廃油でセッケンを作ってみよう!という内容でした。
廃油からセッケンを作るには様々な方法がありますが、本校では生徒が学んだこと、これから学ぶことを重視し高校化学の内容である「けん化」に注目し、”塩析”という現象に着目してセッケンづくりを行いました。
この企画を提案してくれた3年5組の生徒をはじめ、化学系の進路を検討している高3生や化学そのものに興味がある生徒約12名が参加し、けん化の現象を楽しみながら実験を進めていきました。今回は着色料やアロマオイルなどで自分の好きな色・においをつけ、思い思いのセッケンづくりができたことと思います。
実験後は実験を担当した迫 邦彦先生が、どのような仕組みでセッケンが出来上がるのか、またセッケンづくり以外の廃油の活用方法なども紹介し、生徒のSDGs意識をまた一段と高めてくれました。
本企画を提案してくれた3年5組の小笠原さん、本実験に参加してくれた生徒全員のおかげでまた新しい武田の取り組みができました。これからも行事を行事のみで終わらせるだけではなく、様々なことを融合した活動ができればと思います。今後の新しい取り組みにもぜひご期待ください。
※作成したセッケンは乾燥したのち作成した生徒に配布予定です。