2023年8月10日、県立広島大学地域創生学部は、「高校生『広島推し』プレゼンテーションコンテスト」を開催しました。コンテストでは、高校生たちが独自の視点で広島の文化の魅力を紹介し、その活用方法を提案しました。県内12の高校から15チームが参加しました。武田高等学校から2チーム 武田高校3年2組(丸川美空、平川生野、八木蓮夏)が「ツナグ、次代へ。」、そして武田2年Global Studies Course Team(芥川結衣、マーティン・ジュリアンヌ、山本盛世歩)が「コウネの美味しいさ、世界へ届け!」のテーマで出場しました。
l高校生ならではの独自の観点から、「宮島」、「江田島焼」、「広島神楽」、「コウネ」、「次代へツナグ」、「広島平和ミツバチプロジェクト」、「呉」、「栃原の郷」、「広島観光ツール」、「G7広島サミット」、「熊野町」、「和Rock」などのテーマが取り上げられました。これらのテーマの中から、武田高校3年2組チームが最優秀賞に選ばれました。この日、NHK広島放送局も取材に入り、高校生たちの「広島推し」に注目し、その内容や発表の様子を同局制作の番組で紹介する予定です。
武田高校3年2組の丸川、平川、八木は「ツナグ、次代へ。」というお題のプレゼンテーションを行いました。彼らは、伝統文化の後継者が減少しているという問題に着目し、全国初の広島伝統文化を体験できる若者塾を提案しました。この若者塾を通じて、広島の文化を次世代に繋げ、発展させることを目指しています。審査では、彼らのプレゼンテーションは内容や資料の充実度、伝え方の評価においても高得点を獲得しました。
審査員のコメントは以下の通りです。
① 人材流出問題の重要性が伝わってきました。課題の分析からプロセス、手段までの提案が良かったです。
② 課題の分析がしっかりされており、提案も具体的で良かったです。
③ プレゼンテーションから彼らの姿勢が自分たちのこととして伝わってきました。
④ 提案型の発表は非常に興味深いです。
本校の生徒はコンテストのきっかけで広島の文化の魅力を再発見することができ、考えたアイデアが少しでもまちづくりに貢献できるといいですね。