2023年2月11日(土)にインターアクトの活動で、「いろんなルーツを持つみんなの保健室 ラディチェス(広島)」を主宰されている広瀬ケーナさんからお声がけいただき、パレスチナを学べるイベントに参加させていただきました。今回は講師としてパレスチナと日本のミックスでいらっしゃるMahaさんが参加され、パレスチナ関係者の生の声を聞かせていただけました。
前半部は、事前にいただいていた課題図書「ハイファに戻って/太陽の男たち」より「悲しいオレンジの実る土地」について、各自が読んだ感想や疑問点、本の内容から連想される現在の自分の身の回りに起きていることなどについてディスカッションしました。様々な経験を積まれてきた社会人の方々および多国籍の方々の視点や考え方に触れることができ有意義な時間を過ごせました。
後半部では、「ひっくり返したもの」という意味の中東地域の伝統的な炊き込みご飯であるマックルーベの調理実習と試食をさせていただきました。Mahaさんがパレスチナから持ち帰られた本場のスパイスやハラル食材が用いられたオーセンティックなレシピでした。みんなで調理をしながら他の参加者の方々の海外経験やパレスチナの食文化に関するお話しも聞くことができました。初めて食べたマックルーベは、スパイスの辛さを揚げたカリフラワーとナスがマイルドにしてくれて優しい味わいでした。
普段接することのない様々な業種、国籍の社会人の方々と交流することができ、実りの多い一日となりました。インターアクトはこれからも学校外の「先生方」から学ばせていただきます。