12月26日(日),今年一番の冷え込みで雪がちらつく寒空の下,感染症対策に最大限の対策を講じて,国際交流餅つきイベントを行いました。
今回はゲストに,最近頻繁に交流を行わせてもらっている東広島在住のアフガニスタンコミュニティと,つい先日来日されたシリア人のご家族もお招きしました。アフガニスタンもシリアも国内情勢は極めて不安定であり,自分の未来や生命のために国を離れなければならない経験をされた方々との交流は日本の中学生高校生には大変貴重な機会となります。
ほとんどの方が餅つきの経験がなく,大人も子どもも楽しそうに餅をついたり,餅を丸めている姿が印象的でした。そして杵と臼でついた出来立てのおもちは格別でした。参加者の「安心して何かを楽しめる時間を持てることが幸せです」との発言に色々なことを考えさせられました。
教員も含め,一から餅つきをしたことがある者がおらず不安でしたが,高校2年生松本さんのお婆様とお母様が大量の専用器具を持参して駆けつけて下さり,様々なサポートをしてくださいました。ヨモギの準備など様々な心遣いにも感動しました。お二人のご協力なくしてはスムーズに進めることはできませんでした。この場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございます。