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【SDGs学習】中学「大学の先生に聞いてみよう」

投稿日:2021年9月24日 更新日:

9月24()中学主催SDGs「大学の先生に聞いてみよう」を実施しました。今年で3年目を迎え,毎年SDGs17のゴールを6つずつ取り組んできました。今年度は最終年を迎え,本校独自のゴールに「東広島市とSDGs」を加え,以下の5つの研究をしてきました。次の内容はそれぞれのグループの担当教員と生徒の感想です。

「1.貧困をなくそう」グループは,広島国際大学の川﨑竜太先生から,貧困とは何か,国内外の貧困の状況,それに対して大学で救貧,防貧のために実施しておられることなどを教えていただきました。生徒たちからの質問にもたくさん答えていただき,とても有意義な時間を過ごすことができました。

「6.安全な水とトイレを世界中に」のグループは叡啓大学の下ヶ橋雅樹先生にお話ししていただきました。現在の水とトイレの普及に関して今の2倍,4倍頑張らなければ,2030年の目標に達成ができないことを知りました。また水道の普及と感染症の相関関係があり現在のコロナも関係しているのではないかと感じました。生徒が事前に送らせていただいた質問にも丁寧にお答えしていただき発表資料に活かせそうです。

「8.働きがいも経済成長も」のグループは広島経済大学の平本賢了先生から,ご専門のASEANの経済開発について,特にインドネシアの経済についてのお話をしていただきました。生徒たちは普段あまり馴染みのないインドネシアの文化や経済活動について興味深く耳を傾けていました。その後,丁寧に準備された詳細な資料をもとに,事前にこちらから送った生徒からの質問に答えていただきました。分野的に情報量が多く,2時間では時間が少し足りませんでしたが,お持ちいただいた資料は生徒たちの研究発表に活用させていただきます。

10.人や国の不平等をなくそう」のグループは県立広島大学大下由美先生に,障害者の差別や不平等について講義してもらいました。肢体が不自由な人だけでなく,視覚・聴覚など様々な障害を持っていらっしゃる人が社会で生活されており,私たちが日常の中で何気なく普通に考えていることでも,バリアフリーが不十分な設備や受付のデザイン(色合い)などが障害者にとっていかに障壁となっているか,改めて気づかされました。また,全ての人が不自由なく平等に生活するためにどういう観点を持たなくてはいけないのかを深く考えさせられた授業になりました。

13.気候変動に具体的な対策を」グループは,県立広島大学の米村正一郎先生をお招きし,前半は生命環境科学の視点から,気候変動に関してお話をしていただきました。後半は事前に生徒が考えた質問に対してスライドを作って用意してくださっており,とても分かりやすく丁寧に解説をしてくださり,生徒の調べ学習に必要なデータを紹介していただきました。

「東広島市とSDGs」のグループは,東広島市市役所の二井矢様から,東広島市のSDGsに関する取り組みについてご講演いただきました。東広島市市役所について調べている班は「講演を聞いてプレゼンの内容が定まりました!」「知らないことを知れて良かったです!」等のプレゼン発表に向けてのヒントを多く得たそうです。他生徒も「エコパークに行ってみたい!」「東広島市って色々な活動を行っているんだ。」等の感想もありました。このように生徒の前向きな感想を得られる,実りの多い時間となりました。本当にありがとうございました。

6人の先生方お忙しい中,本校のSDGs教育に携わっていただきましてありがとうございました。1022日(金)にはそれぞれのグループで半年間研究してきた成果をプレゼン発表し,代表者が1030日の参観日で披露させていただきます。

 

 

 

 

 

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