10月29日(木)にグローバルスタディーズコース高校1年5組(GSコース)の生徒たちは,韓国大邱広域市の雲巌高等学校の日本語選択の生徒さんたちとリモート国際交流を行いました。
昨年10月12・13日に雲巌高等学校から4名の先生方と14名の生徒さんをお迎えし,両校の国際交流(昨年の様子:https://takeda.ed.jp/?p=52532)が始まりました。しかし,COVID-19の影響により自由に国際交流ができないこのような状況でも,交流を推進したいという両校教職員と生徒たちの熱意が実り,今年は文通とオンラインで交流を実施することになりました。
この日のオンラインでの交流では,まず雲巌高等学校の皆さんが紹介する,大邱広域市についてのプレゼンテーションを共有しました。その後,李先生が日本語でクイズを雲巌高等学校の生徒さんたちに出し,GSコースの生徒たちが正解を伝える「日本クイズ」を行い,日本の観光地や文化について理解を深めてもらう活動ができました。次に,李先生より「韓国クイズ」が武田の生徒たちに向け出題され,GSコースの生徒たちは韓国や大邱広域市についてまだごくわずかですが,知識を得ることができました。最後に,両校生徒からそれぞれの地域のお勧め料理や観光スポットを紹介し,笑顔溢れる国際交流が無事終了しました。
また,今回の交流に先立ち,雲巌高等学校の生徒さんたちから50枚以上の自己紹介カードが送られてきたので,武田中高の生徒たちの中から雲巌高等学校の生徒さんたちと文通を始めたい生徒に一人ひとり文通相手を紹介して,個人レベルでも国際交流を継続するできることになりました。
COVID-19により国際交流はもとより,出来なくなったことは数多くありますが,我々の熱意と工夫で新たな環境を作り出すことの大切さも併せて学ぶことができた,意義あるオンライン交流でした。