今年度の中学校の総合的な学習では,SDGsの17の項目から6つの項目に分かれて,中1から中3の生徒が縦割り班となり,調べ学習を行っています。10月からは中1と中2が中心となり引き続いて調べ学習を行っています。
今回,「飢餓をゼロに」のグループの9名が、志和にある“はなあふ農園”にいき,農業体験をさせていただきました。まず,12月13日(金)に農園の主宰者である森さんに学校に来ていただいて,有機農業についてのお話を聞かせていただきました。土を痩せさせない独自の農法や自給率を上げる取り組み,地域のいろいろな生産者さんがお互いに協力し合って,よりよいものを生産していく方法など,興味深いお話を沢山聞くことができました。
また,14日(土)には,実際に森さんの農園に行き,人参・里芋・白菜の収穫体験をさせていただきました。当日の朝の志和の気温は-1度。作業をし始めたときに丁度太陽が出始め,野菜についていた霜が溶け始めてキラキラと光り輝きとてもきれいでした。時間も忘れて収穫のお手伝いをして,参加した生徒も笑顔で農業体験を終えることができました。
収穫した野菜を分けていただき,学校に戻ってから「豚汁・野菜のチヂミ・おからクッキー」などを作りました。今回の調理では,他にも西条の「えびす屋豆腐店」さんからも協力をいただき,豆腐を作る行程で出るおからを分けていただき調理しました。
日頃私たちが食べている野菜がどのように畑で育ち,どのような苦労をしながら生産者さんが育てているかを感じることができ,とても意味のある農業体験になったと思います。
365日,私たちの体を通過していく食べ物を大切に考えていきたいと強く感じました。