先週になりますが，5月27日(月)～31日(金)は「SDGs　Week」と名付け，武田高全生徒が「SDGs　カードゲーム2030」を体験する，という1週間でした。4月には中学生が体験し，昨年度は研修で教職員が体験したので，これで武田に在籍している全員が，このカードゲームを体験したことになります！！
本校には，このカードゲームのファシリテーターが二人います。このお二人－水野先生・新本先生－のファシリテーションに従い，生徒たちはクラスごとに，ゲームを通して，現在～2030年の世界をつくりました。ゲームだけでなく，その後の振り返りによって，このゲームの面白さ，奥深さがさらに深められたと思います。私たちの周りの社会・世界に対する認識が変わり，「私たちができる何か」を意識した生徒も多かったと思います。
この経験を，これからの学校行事・授業・委員会活動やクラブ活動の中で深めていきます！！

＜生徒の感想より＞
・後半に自分の目標を達成しつつ，世界の状況メーターをバランスよく伸ばしていくのが難しかったけど，頭を使うのは楽しかったし，現実と同じようなシステムなのが面白かった。カードに具体的なプロジェクトやそれをやることによってのメリットやデメリットが経済や環境などのポイント形式で表してあったので学びながらできたのがよかったと思う。
・人は，時運に余裕ができて初めて，周りのことを見られるようになるんだなと思った。また，自分に余裕ができた時に，周りを見渡したり困っている人のことを考えられるようになりたいと思った。実感はわかないけれど，関係がないように見えるものが実は繋がっていたり，遠くで起こっている出来事が身近なところで影響を及ぼしているんだなと思った。
・人はそれぞれ価値観が違うので，それを全て認めて世界を一つの水準に持っていくのは難しいということがわかった。