沖縄自然研修4日目の様子をお伝えします!
朝,民泊の方々とお別れをしました。離村式の最中,生徒が挨拶で「この2日間,色々な経験をさせてもらえてとても楽しかった」と感謝の言葉を述べました。伊江島では「一度会えば,家族」というお話をいただき,民泊の方々とは「行ってきます」とお別れをしました。フェリーの中では生徒たちから次々に「こんな体験をした」「こんな場所に行った」「こんな料理を作った」など,思い出を尽きることなくお互いに話し合っていました。中にはサーターアンダーギーのレシピをもらってきた生徒もおり,「家に帰ってから作る」と言っていました。生徒たちは2日間という短い期間で色々な掛け替えのない経験をさせてもらえた様です。民泊の皆様,本当にお世話になりました。
その後は美ら海水族館を訪問しました。美ら海水族館では大きなジンベイザメを見たり,普段広島で見ることのできない魚をたくさん見ることができ沖縄の自然を学ぶことができたようです。昼食ではタコライスをいただき,シュノーケリング体験をしました。シュノーケリングでは残念ながら風が強く青の洞窟には行くことができませんでしたが,浅瀬の色とりどりの魚を見ました。間近にその様な魚を見ることができ,生徒たちの目にもキラキラと好奇心が見られました。明日はいよいよ最終日です。首里城を見学したのち,国際通りでお土産などを買い広島へと向かいます。
生徒たちの感想をご紹介します!今日は昨日ご紹介できなかった民泊1日目の感想も合わせてご紹介します!
<民泊1日目の感想>
今日は伊江島で民泊をした。朝はフェリーに乗って移動した。フェリー乗り場ではハリセンボンがいてとても可愛かった。米兵と写真を撮っていた子がいて羨ましかった。伊江島についてからはまず城山に登った。山の上からは島全体が見えてとてもきだいだった。そして沖縄戦で唯一残ったクラを見た。とてもボロボロで戦争の悲惨さを感じた。その後はお昼ご飯にタコライスを食べた。とても美味しかった。午後からはビーチに行って砂浜でブランコをしたり,ドッチボールをしたりした。とても暖かいのでかき氷を食べて美味しかった。砂浜にはサンゴがたくさん落ちていて,とても不思議な形をして面白かった。帰って犬の散歩に行った。散歩の途中,海を見てみると大きなハリセンボンがいた。夜はご飯を食べた後に星を見に行った。広島でみるよりずっと綺麗で心が綺麗になった。とても楽しくて充実した1日になった。<YK>
今日から民泊が始まった。まず最初に家に着いた時にサーターアンダーギーを食べさせてもらった。手作りだったのでちょうどいい甘さだった。そのサーターアンダーギーを作れるのでとても楽しみだ。次に伊江島の城山に登りに行った。僕の班は一番下から登ったのでとても疲れた。でも,登りきった時にとても綺麗な景色が広がっていて頑張った甲斐があったと感じた。その次は芳魂塔に行って少し平和学習もした。<TK>
<民泊2日目の感想>
今日は魚釣りをしに海に連れて行ってもらったり,鬼もちというものをグループのみんなで作ったりしました。海で釣りをした時にはハリセンボンなど普段見ることができない生き物を見ることができたのでとても楽しかったです。民泊の方々にとても感謝しています。<DM>
民泊2日目,朝はいつもの時間に起きて島中を観光に行った。その途中で,おっとう(沖縄の方言でお父さん)から木の上で終戦を知らずに2年も暮らしていた人の話を聞いた。あとは,集団自決が起きたガマや米兵の練習を見に行った。米軍基地に着いた時は珍しくヘリが来て,おっとうがすごく珍しいと言っていたので自分たちはとてもついていると思った。午後は釣りに行った。誰一人釣れなかったけど,初めての釣りは楽しかった。夜は集団自決で唯一の生き残りの人の孫と民泊の姉ちゃんたちとUNOをした。めちゃくちゃ楽しかった。民泊は自分が思っていた以上に楽しかった。もう一度来たい!<AT>
民泊2日目の朝にみんなで釣りをしに行きました。釣りをするのは初めてで道具も何もわからずにあたふたしていましたが,友達がとても親切に教えてくれてなんとみんなの中で一番大きい「オジサン」と呼ばれる魚を釣ることができました。魚の鱗はザラザラしていて触るとヌルヌルとしていました。午後は千人ガマへ行きました。千人ガマは集団自決があったところでその中で唯一生き残った人のお孫さんとあって話をしました。聞いた話はとても恐ろしく,二度とこんな悲劇は嫌だと思いました。一方で,千人ガマは子宝の加護が受けられるところでもあります。石を持ち上げて,重ければ男の子に恵まれ,軽ければ女の子に恵まれるそうです。ばぁばがいうには100%当たるそうです。僕はこの経験を今後に生かしていきたいと思います。<KM>