令和8年度「広島県グアナファト州青少年交流派遣事業」に、本校3年生のサウザー・ソフィアさんが広島県の派遣生徒として選抜され、県内の高校生9名とともに、夏休みにメキシコ・グアナファト州を訪問しました。
この事業は、広島県と友好提携を結んでいるメキシコ・グアナファト州との相互理解と友好を深め、次代の国際交流を担う若者を育成することを目的として実施されています。令和8年度は県内から選抜された高校生10名が8月14日から21日までグアナファト州を訪れ、現地の高校生との学校交流をはじめ、ホームステイ・ホームビジット、文化体験、州内視察など、さまざまなプログラムに参加しました。
2026年9月14日に広島県庁で帰国報告会が行われ、派遣生徒たちが横田美香広島県知事に現地での経験や学びを報告しました。
ソフィアさんは、現地での高校訪問・高校生との交流について発表しました。
今回特に印象深かったのは、メキシコへ出発する前に広島で交流したグアナファト州の高校生たちと、今度はメキシコの地で再会できたことです。「広島」と「グアナファト」という二つの土地で時間をともにしたことで、より深く、密度の濃い交流へと発展していきました。
現地の高校では、学校を案内してもらったり、音楽や文化、学校生活などについて語り合ったりしました。その中でソフィアさんは、日本とメキシコの「違い」を知るだけでなく、国や文化が異なっていても、同じ高校生として共通する部分がたくさんあることに気づいたと話しました。
そして、短い期間にもかかわらず、お別れの際にはみんなで涙を流すほど仲良くなったそうです。
「短い期間でも、こんなに深くつながることができることに驚きました。今でも毎日Instagramで連絡を取り合っています。今回の派遣で、現地の高校生との交流が一番大切な思い出です」
この言葉からも、今回の派遣が単なる「海外訪問」ではなく、人と人とのつながりを生み出すかけがえのない国際交流となったことが伝わってきました。
報告を受けた横田美香広島県知事からは、派遣生徒たちに対して、「メキシコと広島の架け橋になってほしい」との期待とともに、今回生まれたつながりは大切な財産であり、この経験をこれからの生活や将来に生かしてほしいとの激励のメッセージをいただきました。
出発前よりも一回り大きく成長して帰ってきたソフィアさん。今回築いた友情や、異なる文化の中に飛び込んだからこそ得られた気づきは、これからの人生において大きな財産になることでしょう。
武田中学校高等学校では、校内で実施する国際交流はもちろん、今回のような学校外の国際理解・国際交流プログラムにも積極的に挑戦する生徒を、これからも全力でバックアップしていきます。



