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【特色教育】中学1年生,2年生を対象に理科の出前授業をしていただきました

投稿日:2026年6月21日 更新日:

【中学12年生対象 理科出前授業を実施しました】

619日(金)、中学12年生を対象とした理科出前授業を実施しました。本講座は、普段の理科の授業で学んでいる内容が実社会や私たちの生活の中でどのように活用されているのかを理解するとともに、企業で活躍するエンジニアの方々のお話を直接伺うことで、生徒たちの職業観を広げることを目的として行われました。

中学1年生には早川ゴム株式会社より一反田康啓様をお招きし、「音とゴムの働き」についてご講義いただきました。授業では、ゴムが自動車や建物などの様々な場面で使用され、騒音や振動を抑える役割を果たしていることについて学びました。

体験活動では、塩ビ管の中に砂を入れた装置を用いて、4種類の素材の中から2種類を選び、塩ビ管に巻き付けることでどれだけ音を小さくできるかを競いました。同じ素材を使用しても巻く順番によって効果が変化するため、生徒たちは限られた時間の中で試行錯誤を繰り返しながら、グループごとに最適な組み合わせを探していました。最後にはグループ対抗で成果を発表し、大いに盛り上がる活動となりました。

また、一反田先生からはエンジニアとしてのご経験についてもお話しいただきました。これまで仕事で47都道府県すべてを訪問されただけでなく、インドやアメリカなど海外でも活躍されていることや、9件もの特許を取得されていることを伺い、生徒たちはエンジニアという職業の可能性や魅力に強い関心を示していました。

一方、中学2年生は戸田工業株式会社より真田和俊様をお招きし、「酸化鉄の性質と活用」について学びました。授業では、酸化鉄が塗料の顔料や燃焼を促進する触媒として利用されていること、さらにJRの切符や駐車券などに記録された磁気データの保存・読み取りにも活用されていることなど、身近な例を交えながら分かりやすく説明していただきました。

体験活動では、ろ紙に酸化鉄を塗り、火のついた線香を近づける実験を行いました。酸化鉄が塗られた部分に沿ってろ紙が焦げていく様子を観察することで、酸化鉄が燃焼を促進する触媒として働くことを実感することができました。

さらに真田先生からは、ご自身がJRの切符や駐車券などに用いられる磁気記録材料の開発に携わってこられたことをご紹介いただき、生徒たちは普段何気なく利用している技術を支える研究開発の重要性について理解を深めることができました。

最後に両講師の先生方から、「理科で学ぶ知識や考え方は、社会で新しい技術や製品を生み出すための基礎となること」「好きなことを追究し続けることが将来の可能性を広げることにつながること」についてお話しいただきました。

今回の出前授業を通して、生徒たちは理科と社会とのつながりを実感するとともに、科学技術を支えるエンジニアという仕事の魅力について学ぶ貴重な機会となりました。ご講演いただいた早川ゴム株式会社の一反田先生、戸田工業株式会社の真田先生に心より感謝申し上げます。

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