2025年12月22日(月)
自然科学に強い興味・関心をもつ中高生12名が集い、「地球の鼓動と心の静寂を感じる旅 ― 恐竜・大地・禅を巡る福井探訪」と題した福井県での理科フィールドトリップを実施しました。
初日は早朝に広島を出発し、昼前に福井県へ到着しました。最初の訪問地は、日本海の雄大な自然を象徴する東尋坊です。瀬戸内海の穏やかな風景に親しんできた参加者にとって、冬の日本海の荒々しい波と、地殻変動と長年の侵食によって形成された断崖の迫力は圧倒的で、自然が生み出す地形のスケールと力強さを肌で感じる体験となりました。

続いて訪れたのは越前松前水族館です。館内は決して大規模ではありませんが、海洋生物を身近に、そして深く学べる工夫が随所に施された魅力的な水族館でした。特に、生き物に実際に触れながら観察できる体験型展示が充実しており、参加者は楽しみながら理解を深めていました。

こうしてフィールドトリップ初日から、自然を「見る・触れる・考える」充実した学びの時間を過ごすことができました。