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【特色教育】狩谷愛波さんがアメリカに派遣されました

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 2025年9月14日〜21日の期間、高校2年生の狩谷愛波さんが、広島県が主催する「被爆80年記念特別人材プロジェクト The World in 2045」の一環として、9月14日から21日にかけてアメリカ合衆国を訪問しました。このプログラムは、被爆80年の2025年に広島県の高校生、大学生を選抜し、未来の平和創造を担う若者を育成することを目的としたものです。愛波さんは、平和教育や核兵器廃絶をテーマにした国際的なワークショップや現地視察に参加し、多くの貴重な学びを得ました。

 

 プログラムの前半は主にアイダホ大学にて講義を受けたり、現地の大学生と平和や核兵器廃絶、国際社会の課題に向けたディスカッションを行いました。


プログラムの後半はアメリカの首都であるワシントンD.Cに移動し、核軍縮に関するシンクタンクであるArms Control Associationを訪問し、専門家から講義を受けたり、ホワイトハウス、リンカーン記念堂などを巡り、アメリカの歴史と政治の中心地を見学したりしました。またCarnegie Endowment for International Peaceを訪問し、世界的な安全保障研究者から核軍縮の最新動向について学んだり、Nuclear Threat Initiative (NTI)では特に、若者に戦争や平和を身近に感じてもらうために行なっているSNSの活用方法に関するお話が印象深かったそうです。


当プログラムはこれまでの国内外での学びを元に、今後は「ワーストシナリオを回避するための政策提言」のフェーズに入っていきます。

 

 1年次から積極的に学外プログラムに挑戦し、経験と知識を着実に積み重ねている愛波さんの成長を、武田高校は大変頼もしく感じています。今後は、学校外で得た貴重な学びを在校生と共有し、多くの生徒が刺激を受けて新たな挑戦へ踏み出すことを期待しています。武田中学校高等学校は、これからも「平和を創る人材」の育成を行います。
      

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