昨年度の2、3学期に、現中学3年生が、谷口京子准教授(広島大学大学院人間社会科学研究科)とMemory先生(マラウイから来日)のお二人の先生と家庭科の授業交流を行いました。その交流の中で、中学2年生の時に行った「幼児とのふれあい体験」が『JICA草の根技術協力事業のプロジェクト』で取り上げられました。そして、その「ふれあい体験」の中で生徒が書いた“おもちゃレポート”が英語に翻訳されて“Toy Book”になり、マラウイの保育者の方や地域の方に活用され、実際に幼稚園で子どもたちに遊んでもらうことができました。“Toy Book”は こちら からご覧ください。
「ふれあい体験」では、身の回りのもので簡単にできるおもちゃをみんなで考えて作りました。そんな手作りのおもちゃだからこそ、現地の保育関係者に喜んでもらえたようです。子どもたちがおもちゃを使って遊ぶのは世界共通ですね。JICAの方も、日本の中学校と遠く離れたマラウイの幼稚園とのコラボレーションに好印象を持ってくださったそうです。
これからも地域の保育所との交流を大切にして、簡単につくることができるおもちゃを考えて紹介していきたいと思います。