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【クラブ】インターアクト部レバノンの学生と平和研修

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 Oleander Initiative(オリアンダー・イニシアティブ)は、世界中で平和構築に携わる人材を広島に招き、ヒロシマの教訓を彼らのコミュニティで影響力のある平和活動に変えることを目的としています。
Oleander Initiative HP)(8th River Hiroshima HP

 今回は、中東レバノンから7人の学生と1人の先生が広島を訪れ、様々な研修プログラムを受ける中で、一緒に平和について語り合う機会を与えていただきました。
インターアクト部の教員は、2016年のオリンダー・イニシアティブに参加した経験があり、その際、中東の先生方が各国から来日しました。実はその中に、今回引率を担当した先生がいらっしゃったことが分かり、再会の機会となりました。

 今回は女学院高校と安芸南高校の生徒たちも参加しました。最初に平和公園を2グループに分かれて見学し、女学院高校の生徒が各記念碑の説明を行いました。レバノンの学生たちは熱心に質問をし、理解を深めていました。

 その後、おりづるタワーに移動し、ディスカッションを行いました。グループごとに、自分の名前に込められた意味や願いについて紹介し合い、お互いの名前に対する興味から盛り上がりました。
次に、各自が自分の文化の素晴らしい点を発表し合い、レバノンの生徒たちは次のような発表をしてくれました: 「レバノン人は一生懸命に働き(勉強し)、遊ぶ時も全力で楽しむという精神が好きです」「どんな時でも元気で、何が起きてもあまり気にしない姿勢がレバノン人の良いところ」「誰かの家に行ってお腹が空いたまま帰ることはありません。経済状況に関わらず、相手を喜ばせるために尽力する姿勢が好きです」など。

 続いて、午前中に訪れた平和記念資料館の展示物を通じて、それぞれが印象に残ったものについて感想を語り合いました。学生たちは次のような感想を述べました: 「しんちゃんの三輪車です。私にも小さな兄妹がいるので、もし兄妹が同じ立場だったら、どんなに辛いだろうと感じました」「学生服の展示です。私にも中学生の兄妹がいるので、家族のことを考えながら展示を見ました」「12歳の子どもが書いた日記です。日に日に弱っていく中でも、未来への希望を失わずに生き抜こうとする姿勢に胸が詰まりました」「『過ちは二度と繰り返しません』というメッセージは、核廃絶に向けて今後重要なメッセージだと思います」など。

 その後は本通りで自由行動があり、クレーンゲームで大きなぬいぐるみを獲得した学生もいましたが、そのぬいぐるみを飛行機で持ち帰れるのか、心配になりました。

主催者のRay Matsumiyaさんがおっしゃったように、平和な世界を作るのは若者たちです。武田中学校・高等学校インターアクト部は、国内外の協力機関と連携し、広島の地でヒロシマの教訓を学び、世界平和に貢献できる人材の育成にこれからも尽力していきます。

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