2024年8月24日(土) 、福祉や特別支援教育の分野を進路志望している高3生は、広島文化学園大学 人間健康学部 スポーツ健康福祉学科教授の加地信幸先生が代表を務められる、重い障がいのある障がい児者を対象とした”アダプテッド・スポーツ”を支援するボランティア活動の「はなまるキッズ」に参加させていただきました。(団体ホームページ)

今回はプールでの運動支援を行いました。プール内での水泳のサポートと、プールサイドからの陸上支援を担当させていただきました。今回は、特別支援学校の先生や看護師の方々など、専門的な知識を持つプロフェッショナルの方々もボランティアとして参加しておられ、加地先生をはじめとするプロフェッショナルの皆様から、支援対象者への具体的なサポート方法を教えていただきました。支援対象の子どもたちの身体状況はそれぞれ異なり、それに応じて支援の方法や運動内容を工夫する必要がありました。自分の意思で自由に体を動かすことができなかったり、思いを表現できない子どもたちが、水に浮かぶ感覚や泳ぐ感覚を味わったときに、嬉しそうな表情を見せてくれたのが非常に印象的で、とても嬉しい気持ちになりました。

「運動」という、動物にとって不可欠な営みを、すべての人が享受できることの大切さと素晴らしさを改めて感じました。

はなまるキッズには以前からインターアクトクラブがお世話になっておりますし(以前の記事)、代表の加地先生にはSDGｓの授業でご講演いただいたり、これからＧＳコースがアダプテッド・スポーツを体験する際の講師としてお世話になっております。

これからも武田中学校高校は学校外の先生方からの協力も得ながら、インクルーシブ社会の発展に貢献できる人材育成を行っていきます。