GS Aloha Study Tour 10日目(7/10)
今朝は、ちょっと曇っていましたが、日本の梅雨とは無縁の空です。
今日のメニューは 「パールハーバー」見学でした。
まず、USS Missouri (戦艦ミズーリ)の見学です。終戦の降伏文書調印式がこの戦艦で行われたことで知られています。本物をじかに見ると、その大きさに圧倒されます。
ガイドさんの説明を聞きながら、この Missouri にまつわる様々な歴史を学習しました。
アメリカ側からの視点、日本側からの視点、そしてハワイの人々の感じ方など、机上の学習からではわからない様々なことを、肌で感じることができました。
生徒たちも、ガイドさんにたくさん質問していました。
昼食後は、ボートに乗って、USS Arizona(戦艦アリゾナ)記念館の見学です。
当時の状態のままで海底に沈む、戦艦アリゾナの船体上に建てられた慰霊施設です。
(↓の写真の最後の写真:白い建物が船上の施設で、右側に茶色く円形状のものが、Arizona 船体の一部)
今もなお沈んでいる Arizona からは油が漏れており、何か所も海中から油が浮かんでいました。
この油がなくなるには、あと100年要するそうです。
また、海底に沈むUSS Arizona(太平洋戦争の始まり)と海上にあるUSS Missouri(終戦の調印)が船首を向かい合うように位置し、始まりと終わりを象徴するようで、何と表現すればよいかわからず、身震いするほどでした。
今日一日は、生徒たちはいろいろ考えさせられたことでしょう。
GSコースの生徒は、日ごろ「平和学」「広島学」という授業を受けており、平和とは何か、ヒロシマの意味するものは何かを、真剣に学習してきました。
今日の施設見学を通して、戦争の愚かさ、命の尊さ、平和の大切さを、更に学んだことでしょう。
(投稿者のつぶやき:ハワイを走っている車は日本車が多いですが、ふとセダン(おっさん車)をたくさん目にすることに気づいた。しかも、運転手は若者。おっさんセダンを乗る私も、ここハワイでなら、まだまだ Cool(いける)?」