2月27日(火)に英語論理表現の授業の一環として、第3回校長杯英語ディベート大会を高校2年生のAコース(1組、2組)、グローバルスタディーズコース(5組)の3クラスで行いました。
1回戦は、1組と5組が昨年の覇者2組への挑戦権をかけて戦いました。今回の論題は 「日本は英語を公用語にすべきだ。」です。両チームともテーマについてよく研究し、活発に議論を展開していきました。しかし、5組(否定側)の巧みな反論や主張は、1組(肯定側)にとってはあまりにも強力なものでした。
そして、5組チームは勢いそのままに最終ラウンドに臨み、再度否定側を選択して王者2組に立ち向かいました。クロスファイアの時間に、肯定側の2組の主張に対して否定側の5組が鋭い質問を3つも投げかけたことが大きなポイントになり、みごと校長杯を勝ち取りました。
5組キャプテンの芥川結衣さんは、チームメイトの自信に満ちたアタックと質問を称え、瀬沼風介君は「勝利は結衣さんの努力と準備の賜物だ。」と、また、松本凛音さんは「チームがうまくまとまって、楽しくできた」と感想を述べていました。
今日生徒たちが学んだことは、ディベートで必要なのは英語のスピーキング力とリスニング力、情報リテラシー、クリティカル・シンキング(批判的思考)が全てではないこと、努力を実らせ成功を収めるためには、チームメイトに感謝し互いに協力し合うことが不可欠だということです。”Teamwork makes the Dream Work.”なのです。
社会では今、課題解決能力が求められており、そのためにはコミュニケーション能力と批判的思考力を養わなければなりません。武田では、英語ディベートのような教育活動を通して、生徒の能力の向上をめざしています。
生徒たちの成長が楽しみです。来年の校長杯英語ディベート大会にも期待を寄せています!