2月7日(水) 高校1年生のAコースとBコースの生徒が、広島平和記念公園にて平和学習を行いました。
午前中は、被爆体験証言者の瀧口秀隆さん(写真上段)からお話をうかがいました。原爆の熱線による火傷による痛み、ご家族を失ってしまわれた悲しみ、尊い命が一瞬にして大量に奪われるという残酷さ、そして被爆後も病気による苦しみがあったこと、時に声を詰まらせながらお話しくださいました。生徒たちもしっかりと耳を傾け、改めて核兵器の恐ろしさや平和の大切さを学ぶことができました。
午後からは、公園内にある慰霊碑などをグループごとに見て回りました。事前に行った調べ学習を振り返りながら、じっくりと碑めぐりを行いました。実際に足を運んで感じられることがたくさんあったようです。
その後は、平和記念資料館の見学を行いました。原爆の実相に迫る写真や遺品を、生徒たちは時間ギリギリまでしっかり見学していました。「現代の国語の授業でやった『少女たちの ひろしま』の通りだった」と言っていた生徒もおり、それぞれに平和への思いを強くしたことでしょう。
この日、他県からの修学旅行団や海外からの旅行者など、多くの人が平和公園、資料館を訪れていました。一人でも多くの人が平和を願い、ささやかでもそのための行動ができるようになればと祈っています。