「東広島高校生アイデアコンテスト大会～社会をよくする方法を考える～」で、エネルギー・フードロス・居場所づくり・観光・農林水産業・福祉のテーマで募集された200以上のアイデアからファイナリストに選出された高校２年羽田絢菜さん(武田中学校出身）が、２月12日(土)東広島イノベーションラボ ミライノで開催されたブラッシュアップ会＆プレゼン会で農林水産業での環境改善のアイデアを発表しました。
羽田さんは牡蠣の養殖で利用されるプラスチックパイプの海洋ゴミ化の問題に注目し、パイプを竹で代用するアイデアを提案しました。各地で放置されている竹林の活用と海洋ゴミの２つの問題を同時に解決に導く画期的なアイデアは高い評価を得ました。学校で学んでいる総合学習でのSGDsの取り組みがきっかけとなり、このアイデアを広げていったそうです。
羽田さんのコメント：
「まず自分の考えを発表した後、広島大生のメンターや講師の方とその場でブラッシュアップ会をしました。最終プレゼン会では、審査員の方によるビジネスの視点からの講評があり、講師の方に「ぜひ実践しよう」と声をかけて頂きました。
いつでも水分補給や休憩が可能というリラックスした環境の中で、他校の高校生とビジネスの成り立ちについて学び、学校とは違う勉強の場での交流を楽しめました。ビジネス体験として各グループでレモンを販売するという企画があり、仕入れ値と利益率の関係を学んだことが特に印象的でした。
初のコンテストで分からないことが多く、当日は機材アクシデントもあって始めは不安でしたが、テレビの撮影や取材などとても貴重な経験ができ、有意義な一日を過ごせたのでよかったです。」
当日の様子がNHK広島NEWS WEBでご覧いただけます。再生はこちら（羽田さんの発表の様子は0:47/1:30辺りより）
