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[高校]Topics 【高校】GSコース 特色教育

【特色教育】GSコース フィールドトリップ 山口県周防大島 日本ハワイ移民資料館訪問

投稿日:2023年2月11日 更新日:

現在、Global Studies Course (GSコース)はハワイと広島の関係について学んでいます。この学習の当初、全員に「ハワイと聞いてイメージすることは?」と生徒たちに尋ねたところ、全員が「美しいビーチ」「結婚式」「芸能人が別荘をたてる島」「ロコモコ丼」等、華やかで楽しい印象を持っていました。実は明治時代から昭和にかけて、日本とハワイ王国の移民協約による官約移民として多くの人々が日本からハワイに移住し、サトウキビ栽培を主とする農業に従事されました。特に広島からの移民者の数は日本で一番だったそうです。移民の方々の当時の暮らしぶりは、現在の私たちが持つハワイのイメージとは対極にあるものであり、様々な苦労をされながらも、勤勉に働かれていたそうです。

今回はこれまでに学んだことを確認し更に理解を深めることを目的に、瀬戸内海のハワイと呼ばれる山口県周防大島にある「日本ハワイ移民資料館」を訪れました。ここには実際に当時使われていた生活用品や調度品、教科書などが多く展示されており、また大島出身のガイドさんから生の声を聞かせていただくことができました。大島町からも島民の1/3の方々がハワイに移住された関係で、昔からアメリカの食べ物や英語に触れる機会が多かったということを聞き、大島にもっていた印象も変わりました。玄関で集合写真を撮る際には、「マハロ(ありがとう)」というハワイ語を教えていただき、みんなで合唱してお別れしました。

今回はビーチで海を感じたり、昼食にはハワイアンフードを食べたりと、一日を通してハワイを感じることができました。また復路では国指定文化財である岩国の錦帯橋にも立ち寄りました。本日の学びが来年夏のハワイ修学旅行で活かせるよう、更に学びを深めていきます。

GSコースはこれからも机上の学びに留まらず、フィールドに出て生の声や生の教材に触れる体験を展開していきます。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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