日本政府拉致問題対策本部主催 北朝鮮人権侵害問題啓発週間作文コンクール 英語エッセイ部門 全国優秀賞 受賞 Global Studies Course 1年生 村山夏帆さん(安浦中学校出身)
「政府拉致問題対策本部では全国の中高生を対象に、拉致問題関連の映像作品、舞台劇の視聴や拉致問題関連書籍の読書等を通じて拉致問題を知ってもらい、拉致被害者や拉致被害者御家族の心情を理解するとともに、拉致問題解決のために自分に何が出来るのか、何をすべきかについて深く考える機会とすることを目的として、北朝鮮人権侵害問題啓発週間作文コンクールを実施ししております。」(政府HPより引用)
Global Studies Course(GSコース)の村山さんは、ヒロシマや平和、異文化を学ぶ中で国際人権問題に関心を持つようになり、個人的に北朝鮮拉致被害問題について研究を行いました。そしてこの問題を日本の若者、ひいては海外の同世代にも知ってもらいたいと考えるようになり、当作文コンクールの英語エッセイ部門に挑戦することを決意しました。
過去の入賞作品を読むと内容が深く、使われている英語の表現も大変洗練されているものであり、入賞することは難しいと思われましたが、日々コツコツと努力を重ねた英語力を駆使して、強いメッセージを英語エッセイに盛り込みました。
受賞した村山さんは新潟県での拉致現場視察の機会も得て、44年前に起きた事件のイメージをより強くし、また東京での授賞式では拉致被害者家族の生の声を聞いたことにより、この問題の解決を願う気持ちがより一層強くなったと話しています。村山さんは受賞に際して次のような感想を述べました。「これからは私たち若い世代が拉致問題の最終的な解決に向けて動き出さなければなりません。この作文を通じて、日本だけでなく世界中にこの問題の重大さを知ってほしいと思います。」
今回の受賞によって村山さんは自信をつけ、さらなる活躍をしてくれることと思います。またクラスメートも大いに刺激を受け、これから国内外において様々なことにチャレンジしてくれることを期待しています。今後もGSコースは教室の学びだけに留まらず、世界に向けてアクションを起こせる人材育成を進めます。