武田中学校高等学校には世界や日本の様々なフィールドで活躍されている先輩方がたくさんいらっしゃいます。12月８日（木）には、数学の確率の教育を専門にされている岡山大学学術研究院教育学域講師の石橋一昴先生をお招きし、高校１年生と中学２年生を対象に、確率の授業をしていただきました。
高校１年生では、「条件付き確率」をテーマに、様々な設定を少しずつ変えながら、どのように確率が変わるかを考察することで、確率は事象に紐づいているのではなく，情報に紐づいていることを気づけるように授業していただきました。
中学２年生では、中学１年生で習った確率の考えと違い、どのような場面において計算で確率を求めていくことができるかについて授業をしていただきました。さらに、中学２年生に対しては、本校中２担任の丸川先生の同級生として、一緒に過ごした武田中高での生活や柔道部でのこと、シドニーでの語学研修や、学習や生徒会活動など頑張ってきたこと、現在の大学の研究に至るまでの経緯、さらに丸川先生との丸秘エピソードまでたくさんのことを話してもらいました。生徒たちも自分たちの先輩の話だったからか、将来のために今を過ごすためのヒントをもらいながら、いつも以上に？真剣なまなざしで話を聞いていました。
また、本校の数学科教員に向けても、授業で、どのように数学の見方・考え方を働かせるかについて、授業の作り方などの講演していただきました。
石橋先生、お忙しい中、本校にお越しいただきありがとうございました。また、ぜひよろしくお願いします。