GSコース1年生は世界中の人々に広島を伝えるべく,地元広島について深く学ぶことを目的とした「広島学」を実施しています。1学期の後半からはヒロシマや原子爆弾に関する内容を個人やグループで研究、プレゼンし、学びあいによって知識を蓄積してきました。この度はこれまでの平和学習のまとめとして広島平和記念公園とその関連施設を訪れました。
午前中は袋町小学校平和資料館、島内科医院前の爆心地、相生橋、英語の長文教材でも触れたレストハウスの被爆ピアノや旧中島町地区資料展示室、そして平和記念資料館を訪れました。タブレットの画面に映る映像からは得がたい、実物が訴えかけるメッセージを生徒一人ひとりが真剣に受け取っている印象を受けました。資料館の見学は1時間を予定していましたが、熱心に学習するあまり大幅に時間を超過してしまうほどでした。特にニュージーランドからの留学生ナタリアさんは、一番最後まで平和記念資料館で見学しました。
午後からはグループ毎に分かれ、担当の記念碑巡りを行いました。今後は海外から武田への訪問者に対して記念碑を英語で説明できるように準備したいと考えています。外国人観光客の方々も多く、世界の人々がヒロシマに関心を寄せ、平和を願っていることを感じることもできました。海外からの訪問者に積極的に話しかけている生徒たちの姿を見て、日々成長していることが実感できました。これからもGSコースは世界平和に貢献できる人材育成に取り組んでいきます。