10月23日(金)午後,GSの生徒がパレスチナ問題について勉強しました。グローバル・スタディーズ・コース(GS)の平和学の授業の一環として全学年のGS生が一堂に会し,パレスチナ難民を支援する国連事務所UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)に勤務し,ガザ地区に住む唯一の日本人である吉田美紀さんとZoom会議を行いました。
吉田さんは自分の経験に基づいて,戦場に住むこと,難民に援助すること,そして国連で働くことについて生徒たちに語ってくださいました。後半のQ&Aでは,日本政府の難民に対する政策,国際機関での働き方,そして平和の定義についてなど,多くの生徒たちが吉田さんに質問し,現場で働く吉田さんからの生の回答を聴かせていただきました。
一番心に残った,吉田さんからの言葉は「パレスチナ難民は暗いイメージがあったが,実際に行って子供たちの笑顔を見ると,いい意味で裏切られた。私の仕事は難民援助だけど,私も彼らに支えられているのです。」というものでした。
これからもGS生は,SDGsの観点に立ち,平和学,難民問題,そして国際組織への理解に励んでいきます!