令和2年夏季広島県高等学校野球大会準決勝,武田高等学校硬式野球部ZEBRASは8月8日(土)に呉市鶴岡一人記念球場で,決勝進出をかけて昨年度覇者広島商業高校と対戦しました。2回に3点を先制したものの逆転を許し,5回以降はプロ注目の両投手の投げ合いとなり試合が大きく動かず,3-5で惜敗しました。武田のエース久保田大斗君は、8回7奪三振143球の力投でした。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
武 田 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
広 商 | 0 | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | × | 5 |
【試合展開】
1回表:武田打線は三者凡退
1回裏:広商打線も三者凡退
2回表:1アウトから5番高間君がセンター前ヒットで出塁。続く6番道下君のショートゴロをセカンド落球で1・2塁のチャンス。ここで7番具志君がセンターオーバーのタイムリー3ベースヒットで2点先制。ツーアウトから9番岡本君の内野ゴロをサードが弾いて,3塁ランナー具志君が生還し,3-0とリード!
2回裏: 四球,センター前ヒットから守備の乱れで1塁ランナー生還して3-1となり,ランナー3塁。続いてセンター前ヒットで3-2。 送りバントで1塁セーフとなり,ノーアウト1・2塁。送りバンドをFc.でノーアウト満塁のピンチ。内野ゴロをショート道下君がホーム送球でフォースアウト。ライト犠牲フライで3-3の同点。ツーアウト1・3塁からパスボールとなるも、久保田君がホームベースカバーで3塁ランナータッチアウトでチェンジ。
3回表:ツーアウトから2死球,四球で満塁のチャンスも,サードランナー飛び出し牽制アウトでチェンジ。
3回裏:2アウトから,広商4番河野くんの左中間を破る3ベースヒットと,続く5番天野君の左中間へのタイムリー2ベースヒットで1点勝ち越され,3-4。
4回表:1アウトから8番久保田君がセンター前ヒット,9番岡本君もレフト前ヒットと続き,1・2塁から2番重松君の打席でパスボールとなり,ツーアウト2・3塁のチャンスとなるもあと1本が出ず,チェンジ。
4回裏:2アウトから,ファースト強襲ヒットと四球,セカンド内野安打で2アウト満塁のピンチ。押し出しの四球で3-5と2点リードされる。
5回表:三者凡退
5回裏:1アウトからショート内野安打,送りバンドで2アウトランナー2塁となるも,久保田君が踏ん張って続くバッターを三振に打ち取り,チェンジ
6回表裏:両ピッチャー好投で,いずれも三者凡退
7回表裏:両チーム無得点
8回表:3番中久保君が死球で出塁するも後続が凡退してチェンジ。
8回裏:久保田君が好投し,広商打線をまたも三者凡退に打ち取る。
9回表: 武田打線が火を噴くことなく三者凡退で試合終了。
試合終了後はどの選手の目にも涙はなく,「我が高校野球に,一片の悔いなし!!!!」
学校に戻った3年生たちは,下級生と共に最後のミーティングを行い,長く短い高校野球に別れを告げました。さあ、次のステージで輝け、ZEBRAS!
こうして,8月まで戦い続けることができた武田高等学校硬式野球部ZEBRASの夏物語2020が終幕を迎えました。ご声援ありがとうございました。
この試合の模様は広島ホームテレビ無料動画配信サービス「HomeぽるぽるTV 【全編】「広島商-武田」(準決勝 8月8日)」でご覧いただけます。
当日の様子はデイリースポーツのサイトでもご紹介いただきました。
デイリースポーツ online 記事はこちら
追伸:学校でも自習登校して勉強していた高校3年生が,こっそり(?)とプチ・パグリックビューイングで応援してくれました。
(チェンジの合間にはちゃんと勉強もしていましたのでご安心ください!)