令和2年夏季広島県高等学校野球大会4回戦,武田高等学校硬式野球部ZEBRASは7月26日(日)に三次市みよし運動公園野球場でベスト8をかけて国泰寺高校と対戦し,7回コールド7-0で快勝しました。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | H | |
国泰寺 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
武 田 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 0 | 1× | 7 | 10 |
試合開始まもなく強い雨が降り始め,1回裏武田の攻撃で四球の住吉君(1年)を1塁に置き,2番重松君(3年)の打席途中で約1時間の中断があり,午後3時より再開となりました。
本大会を通じて安定したピッチングのエース久保田大斗君(3年)は,1時間の中断でも集中力を切らすことなく,4回表には自己最速タイの144km/hをマークし,合計8奪三振でした。また,ストレートは7回まで140km/h前後と好調なピッチングを披露しました。
打線は前半の滑り出しでは国泰寺高校のエース石本君の90km/h前後の変化球にタイミングが合わず,3回まで道下君(2年)のヒット1本のみとまるでこの日の空模様のように湿りがちでした。しかし,4回裏1アウトから田中君(2年)高間君(3年)がヒット,2アウトから具志君(3年)のヒットで満塁とし,ピッチャー久保田君のレフト前2点タイムリーヒットで2点先制しました。
5回表2アウト2・3塁1打同点のピンチで久保田君が踏ん張って奪三振で無失点。その裏,住吉君がライト前ヒットで一気に2塁まで進んでチャンスを引き寄せ,1アウトから重松君がタイムリーヒットで1点追加し,3-0。続く中久保君(3年)のセンター前ヒット,田中君四球で満塁とし,高間君の内野ゴロでホームゲッツー崩れとなり,もう1点追加し4-0。その直後に道下君のレフト前2点タイムリーが飛び出し,6-0と試合を決定づけました。
久保田君は緩急織り交ぜた多彩なピッチングで6回~7回も無安打に抑えました。続く7回裏1アウトから高間君死球,道下君ライト前ヒットで1・3塁とし,ゲッツー崩れで高間君がホームを踏んで7点目,7回7-0でコールド勝ちとなりました。
この日の試合のダイジェストは広島ホームテレビ無料動画配信サービス「HomeぽるぽるTV 7月26日”高校野球ダイジェスト2020~ぼくらのキセキ~”」でご覧いただけます。(動画はこちら 11:58付近より武田vs国泰寺)
今日も投打がしっかり噛み合ったテンポの良い試合運びができ,一昨年秋の県大会ベスト8に続き,遂に2007年創部以来初の夏の大会ベスト8となりました。ベスト4をかけた準々決勝は,8月1日(土)16:00より尾道市しまなみ球場で瀬戸内高校との対戦です。ご声援,よろしくお願いいたします。
尚,8月1日(土)の準々決勝4試合は,「HomeぽるぽるTV」で放送される予定です。オンラインでのご観戦をお楽しみください。
頑張れ!武田高等学校硬式野球部! 1日でも長くこの仲間と野球を楽しもう!