１月２５・２６日の２日間，フィールドトリップとして２年５組（GSコース）の生徒７名が東京に行ってきました。今回の東京旅行の１番の目的は，東京ドームで開催されている「第１９回　東京国際キルトフェスティバル」という日本最大のキルト展を見学することでした。昨年度，家庭基礎の授業においてクラス全員で共同制作したキルト作品を，「日本キルト大賞」に応募したところみごとに２次審査まで通過し，入選が内定したことがきっかけで旅行を計画しました。高校１年生の４月に家庭基礎の授業がスタートした時から東京ドームに展示されることを目標としてみんなで頑張って縫い進めてきたので，その願いを叶えることができた幸せな旅行でした。
せっかく東京まで行くので，少し欲張って世界三大料理のトルコ料理を食べ，上智大学や国立新美術館を見学してきました。

上智大学では上智大学で学んでいる先輩のヒギンボサムさんに話を聞いたり，構内を案内してもらって生の大学の雰囲気を感じることができました。

念願だった東京国際キルトフェスティバルでは，日本だけでなく海外から寄せられた優秀な作品を間近に見ることができ，キルトから伝わってくるメッセージに圧倒されました。

また，トルコ料理ではいつもとは違う異国の空間と次々に出てくるおいしい料理や，楽しい店長さんの話やダンスショーに時がたつのを忘れました。

美術館では，ルネサンスから２０世紀初頭までの絵画や彫刻１３０点が展示されており，ルノワールやモネなどの作品をじっくりと見ることができました。会場入り口の「開催に寄せて」の展示に記された，“自分以外の人々についての知識はすべて，自分自身についての知識の一部となるのです。”という一文がとても印象に残っています。

今回のフィールドトリップで見学したり体験したりして感じたことが，７名の一部となればと思います。