3月13日(水) 高校1年生が広島平和記念公園において,平和学習と清掃ボランティア活動を行いました。 平和学習として,語り部の川崎宏明さんの体験をうかがいました。爆発した原子爆弾の大きさやご自宅があった所から爆心地までの距離などを,本校のグラウンドの広さや私たちに身近な西条駅からの距離に置き換えて説明しながら,原爆の威力や被害の実態を分かりやすく教えてくださいました。また,原爆投下直後に実際に目にされた広島の町・人々の悲惨な様子もお話しくださいましたが,生徒たちは(このようなことが二度とあってはならない)という思いを強くしたようです。 午後からは,クラスごとに平和公園内の各場所の清掃活動を行いました。担当箇所にある記念碑や慰霊碑について事前に調べたことをクラス内で発表し合って共有し,それから清掃しました。風の強い日でしたので,落ち葉が辺り一面に散っていましたが,生徒たちは袋いっぱいに集めて清掃活動に取り組んでいました。 最後に,語り部の川崎さんの言葉を紹介します。「大河の上流をさかのぼると,最初はほんの一滴の水。皆さんには,平和という大きな川の上流の一滴になって欲しい。」